2009年11月03日

お知らせ

ご無沙汰しております。

プライベートで重大な事件が起こり、ブログの更新が長らくできませんでした。
いろいろ考えた結果、タイに移住することにしました。
準備等で、このブログの更新はまたしばらく止まります。
たぶん来年1月後半くらいから再開できると思います。

しばらくのお別れとなりますが、今までご覧になっていただいた皆様、コメント・トラックバックをいただいた皆様、大変ありがとうございました。
今後とも原色Xをよろしくお願いします。
posted by インサック at 07:49| バンコク 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月01日

Personz / Precious?

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古い。でも古くない。



現在も活動中のPersonzの5枚目のアルバム(1990年)。
当時かなり好きなバンドのひとつでしたが、このアルバムが完成形だったと思います。
この後のアルバムは、悪くはなかったと思いますが、リスナーからすると「終わったドラクエのレベル上げ」的に見えていたかも?

今聴いて思うのは、演奏がうまい。
プレイヤーとしての技量は3人ともかなりすごいと思いますし、音楽的な試みも、ポップさを失わずにガンガンやってます。
特にギターの本田毅、彼は本当にすごいギタリストですね。
ブライアン・メイの正統な継承者は、世界中探しても彼じゃないでしょうか?
対してヴォーカルのJILlは、パフォーマーとしては非常に華があると思いますが、純粋にヴォーカリストとしては、他の3人に較べると?というところがありますね。今聴くと音程も不安定ですね。
彼女の歌詞は女のコにはすごく共感できるんでしょうね。
おれは男なので、当時から歌詞的にはそんなに好きではなく、やはりサウンド面でワクワクしていたと思います。

これからしばらくして本田さんはPersonzを脱退してしまうのですが、やはり彼独特のギターサウンドが失われ、楽曲もベースの渡辺さんが全曲書くようになり、安定さは増したもののスリルはなくなったと思います。
なんか、Judy&Maryが、初期は恩田さんの曲が中心で、後期はTAKUYAになったのと同じ寂しさを感じます。
個人的には本田さんの曲のほうが好きだったかな。2人が作った曲がバランス良く配置されるのが、パーソンズの良さだったと思うんですよね。
ちなみにこのアルバム、渡辺6曲、本田4曲、ドラムの藤田2曲、JILL1曲となっております。
藤田さんも味のある曲作りますね。

今聴くとさすがに古く感じるのですが、それは曲やアレンジのせいではなく、サウンドエンジニアリングのせいだと思います。
J-POPでロックをロックらしく聴こえさせるエンジニアリングって、わりと最近なんですよね。90年代前半くらいからじゃないでしょうか?

このアルバム発売からはや20年近くが過ぎ、この時代の音は、新しいリスナーからは、もはや「古い」というより「新しい」と感じるかも知れません。
そういうところを狙ってAi+Bandみたいなプロジェクトがあったのかも知れませんが。
でも、懐古ではなく、真剣に80年代の日本のロックバンドのリバイバルは有り得ると思いますよ。



シングル曲「MAYBE CRAZEE -I Love You-」。
これで完成形じゃないですか?



posted by インサック at 14:21| バンコク 曇り| Comment(1) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月26日

Rossa / Rossa

rossa.jpg

フルコースって感じ。



前作「Kembali」がすごく良かったRossa(ロサ)の、久しぶりのアルバム(2008年)。

Melly Goeslow作の1曲めは、メリー節炸裂の疾走感あふれるポップロック。
Mellyって、こういう曲なら5分で作れるんじゃないでしょうか?
いい曲だと思います。
この曲も含め、12曲中5曲がMelly&Anto夫妻のプロデュースです。
まあこの時点でクオリティは保証されるわけですが、あとの曲もUnguというバンドのPashaとのデュエットあり、歌い上げながらもウェットさはないバラードあり、キュートなポップソングありと、盛りだくさんです。
「kembali」の「Pudar」のような超キラーチューンはありませんが、総合的にすごくバランスが取れていて、聴いた後に満足感を感じる内容になっていると思います。

Rossaのひたむきなヴォーカルもいいですね。
インドメシアはミュージシャンのレベルが高いこともあり、余裕を感じさせるヴォーカルも多いのですが、Rossaは一生懸命歌っている感じがすごく伝わってきます。
別に他の人が一生懸命じゃないとか、Rossaが歌下手ということではないのですが、彼女の歌にはそういう色を感じるということですね。
かといって演歌的な情念はあまりなく、基本カラッとしているところがJ-POPや中華系・韓国系との違いでしょうか。

いろんな意味で、インドネシアのみならずアジアの王道メインストリームのポップミュージックとして、大変優れたショーケースになっていると思います。



Melly作「Hey Ladies」。
Rossaはかわいいですね。

posted by インサック at 11:35| バンコク 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月25日

Girly Berry / Stop me babe !

girleberry_stopmebabe.jpg

思ってたより良かったです。



Girly Berryの,ミニアルバムを加えると6枚目のアルバム(2008年)。
「タイのモー娘。」と前の会社の駐在員のおっさんが言ってました。
違うと思います。

彼女たちは2002年デビュー、もう7年です!!
デビュー時は絶対2〜3年で消えると思っていたのですが、China DollsもZAZAも亡き今、タイ最長寿ガールズグループではないでしょうか?
こんなに長くやっているのに、歌がぜんぜんうまくならないのはどういうことでしょうか?

最近のアルバムでは変に高級路線に走っていたのですが歌がついていっていない、という台無し状態で、曲も昔の屈託の無さが失われ、「もうGirly BerryのCDは聴かないことにしよう」と思っていたのですが、なぜか購入してしまいました。

内容ですが、思ったほど悪くないです。
カバーアルバムみたいなので、元曲がいいというのもあるんでしょうね。
懐かしいアナン・ナンワーの「タルン」もカバーされてました。
2ndくらいまでは、まさにタイポップスの縮図のようないい感じのポップアルバムで、素で好きでした。
3rdくらいから悪い意味で今風になってしまった印象があるのですが、昔のポップさがちょっと戻ったような気がします。
曲的にはいい曲多いのですが、惜しむらくは、カバーなので彼女たちの歌唱力を考慮して作られていない(笑)。
RSにはNeko JumpやFour Modなどのアイドルが多数在籍しており、けして歌がうまいわけではないです(個人的には、Neko Jumpは実はけっこううまいのではないかと思ってますが)。
しかし、彼女たちの魅力が最大限に発揮できる楽曲を提供する制作陣がいて、ポップスとしてかなり完成度高い形で仕上げています。
Girly Berryの場合、そういう「彼女たちの魅力を最大限に引き出す音作り」というのが確立していない気がします。
まあ、このアルバムでも聴けるような、ラップ系の音に合わせて腰を振るのがGirly Berryだ!!と言われれば同意せざるを得ませんが(笑)。


アルバム1曲目「Doo ter tum」。
やっぱり映像込みで楽しむものなんでしょうね。


posted by インサック at 14:29| バンコク 曇り| Comment(4) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

Maha Dewi / Dewi Cinta

mahadewi.jpg

あなどれん。



Dewi Dewiからキャロライナが抜けて二人組となり、グループ名も「Maha Dewi」になりました(2009年)。

前作と同じくAhmad Dhaniが全面プロデュース。
Dewaのヒット曲が約半分を占めるという、前作と同じコンセプトですね。
アルバムタイトル曲「Dewi Cinta」すら、Dewaの2004年のアルバムLaskar Cintaの1曲目「Pangeran Cinta」の異名同曲です。

前作でも異彩を放っていたShinta(今作では"Tata Mahadewi"とクレジットされています)のヴォーカルはますますスモーキーに迫力を増しており、特にバラードでの歌い上げ感は唯一無二の個性を感じます。
もう一人のPurieもちょっとハスキー系で、声質的にはぜんぜんかわいくありません(笑)。
脱退したCarolinaはキャンディヴォイスだったんですが、この二人だと曲が普通にポップスでもロックに聴こえてしまいます。
かつ、DewaのヴォーカルOnceの、メランコリックなテイストに通じるものがあり、これはこれでなかなかいいんじゃないでしょうか?

アルバム前半は、ラップをフィーチャーしつつもDewaっぽさが強い感じでいまいち面白みに欠けるのですが、前作のリード曲「Doktor Cinta」をショートミックスした6曲目「Intro..Intro..Intro」以降はイェイイェイのウォウウォウなドライブ感で突っ走る、インドネシアのCDによくある後半盛り上がるタイプのアルバムですね。
なんかPurieとTataのヴォーカルのバトル的な様相もあったりして、かなり聴き応えあります。
しつこいですが、特にTataのヴォーカルはいいわ〜。
一聴の価値ありだと思います。

後半は音の使い方からアレンジから、ビートロックありラップありレゲエあり、Dhaniらしい工夫が凝らされています。
やはり彼はこういう作りこんだロックを作らせると世界レベルです。



タイトル曲「Dewi Cinta」。
髪の長い方がTataですね(見ればわかるか)。
こんな顔してあんな声出るんだなあ。


posted by インサック at 22:23| バンコク 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする