2004年02月29日

The Mad Capsule Market's/SPEAK!!!

いまやサーフパンクの雄になってしまった(のでしょうか?詳しくないのですが)MADですが、おれが一番好きなのはこの1992年に出たアルバムです。
おれが中学・高校じぶんに聴いていた音楽は主にテクノ(今のクラブで流れてるものとはだいぶ違うけど)とパンクだったので、その2つが融合したこのバンドは待ってました、という感じでしたね。
で、このアルバムではYMOの「Solid State Survivor」をカヴァーしているのですが、これがすごくいい。
YMOを正しく理解している感じのパンクヴァージョンになってます。
パンク70テクノ30のバンドでしたね。
こういうバランスのバンドって彼らしかいないんじゃないでしょうか。

posted by インサック at 18:12| バンコク ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年02月28日

Bazoo/The Best of Bazoo 1,2

ダンスポップユニット、Bazooのベストです。
このグループ非常に変わってまして、基本的にはダンスミュージックなのですが、ユーロビートでもハウスでもテクノでもなく、スタイルでくくれません。
一言でいうとすごく「素っ頓狂」な感じがします。
ヴォーカルのデビーの声がまた素っ頓狂に輪をかけていて、とにかく一度聴いたら忘れられないインパクトがありますね。


おそらく音は黒人ぽく見える(実際ハーフらしいですけど)のジョーイの手によるものですが、垢抜けないというかぶっちゃけすぎというか、まあそんな感じです。
初めて聴いたときはほんとびっくりして、この「びっくり感」が抜けるまで20回くらい聴くことになりました。
現在は活動休止中みたいな感じですが、またとんでもない音でびっくりさせて欲しいものです。


posted by インサック at 20:58| バンコク ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年02月27日

X3 Supergang/X3 Supergang

現在はソロで活動しているAnn(エーン、ジャケット左上)が在籍していたグループ。
Annのファーストソロアルバムのリリースが2000年なので、その前のリリースでしょうが、いつなのかはわかりません。
ジャケットは非常にアレですが、中身はこれがすごく楽しくも気持ちいいアルバムで、特に1曲目「Rak Loey」の静と動が交互に現れるアレンジはNIrvanaさながらです。

曲調は、チープな打ち込みサウンドにお子様ヴォイスが乗っかるという、ある意味非常に子供だましなんですが、ところどころ「おっ」と思わせるアレンジが施してあったりします。
80年代イギリスエレポップを明るく元気にした感じでしょうか。
彼らはこのあと「Channel 2」というアルバムを出して解散するのですが、この2枚はタイでCDが出始めたころにリリースされたみたいで、探すのにえらい苦労しました。実はこのアルバムも中古で見つけて、100バーツで購入しました。
(タイではCDの再プレスはほとんどしないので、発売時に買いそびれるとその後の入手が非常に困難になるケースが多い。おれはそれを恐れて、発売時に買いすぎてしまう傾向があります。)

はじけたポップソングあり、後のAnnに通じる癒し系スローナンバーあり、キュートでポップで、良い意味で毒のないバンドです。

現在は入手困難だと思いますが、もしタイに行く機会があればCD Warehouseで探す価値あると思います。


posted by インサック at 00:01| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年02月26日

The Willard/Good Evening Wonderful Fiend

ラフィンノーズ、有頂天と共に「インディーズ御三家」と言われていたバンド。
日本のインディーズシーンというものが初めて注目された時代でしたな。(1990年くらい?)
このアルバムはインディー盤で、Captainレコード(宝島がやってた)からリリースされました。
The Dammedから多大な影響(主にヴィジュアル面)を受けていましたが、音は文句無くかっこよかった。
ドラムがちょっとびっくりするほど、「下手」と言っていいほど走るのもダムドの影響でしょうか?
その後メジャーデビュー、ブレイクするか?と思わせておきながらメンバーチェンジや事務所移籍なんかで活動がとぎれとぎれになってしまい、結局陽の目はみませんでした。
しかし驚くべきことに未だ活動中。

彼らのアルバムは多くが廃盤ですが、どのアルバムもクオリティが高く(多少マンネリではありますが)、ダークでパンクでウエスタンでホラーでグラムな音に寓話的な詩を乗せる彼ら(というかヴォーカルのJUN)のセンスはかっこいい。

録音技術も演奏技術もメジャーに行ってからのほうがはるかに高いのですが、やはりこのアルバムが彼らのベストだと思います。それはノスタルジアではなく。

posted by インサック at 23:15| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブレイク予想

昔から、何の得にもならないのに「次にブレイクするミュージシャン」を予想するのが好きです。
これは自分の好き/嫌いにかかわらず、まるでレコード会社のプロデューサーのように考えるのです。
我ながら意味のない行為だと思います。

そんなおれの妄想「次のスターは君だ!」リストはこんな感じです。

SOULHEAD
幸田未來
大塚愛
サンボマスター

どうでしょう。

posted by インサック at 00:03| バンコク ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年02月25日

MAF/Bangkok

ジャケット左からFiona、Arz、DJ Maから成るラップグループMAFのデビューアルバム(2003年)。
DJ Maは日本人の男性です。
2003年12月に、J-ASEAN POPSというアジア各国のポップミュージシャンが集まるイベントがあって、それにも出演していたのですが、おれはたまたまその前にアジア出張があって、タイからの帰国便で一緒になりました。というか、たまたま彼らの席がおれの真後ろでした。
ちょっとだけ話をしたのですが、Fionaちゃんまじで可愛かった。MAさんはちょっと内気な感じだけど、いい感じの印象でした。
という素人丸出しの自慢話はいいとして、このアルバムはそんなラップラップしているわけでもなく、非常に聴きやすい感じに仕上がっています。
タイラップの第一人者Joey Boyが参加したりして、ラップとしての基本ははずしてないんでしょう。おれラップは苦手分野なんでよくわかんないけど。
1曲目「Pii Swa」(虎兄さん/虎姉さん)ではタイガーマスクをサンプリングしてて、そのPVではカイジをサンプリングしたりして、日本人から見たらちょっと笑ってしまったりするのですが、全体としては非常にとっつきやすい音の、まあまあいいアルバムだと思います。
あえておしゃれ路線を外し、大衆路線を狙ったんだと思うけど、それがいい方に出てるというか。

最後に、Fionaちゃんまじかわいい。


posted by インサック at 23:09| バンコク ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

XTC/Black Sea

XTCは、おれの中ではコステロと並ぶ曲者英国ロックミュージックと位置づけられており、妙なコード進行やリズムなのに快感とツボをぐいぐい押して来る、とても好きなグループです。
中でもこのアルバムが好きです。
当時(1980年)XTCはライブを盛んにやっていたようで(今では考えられませんが)アルバムもライブで演奏することを前提に作られているようです。
特筆すべきはコリン・ムールディングのベースライン。
The Attractions(コステロと長らくやっているバンド)のベース、ブルース・トーマスも好きですが、コリンのベースラインもすごい。こんなライン考え付かん。
この後のアルバムでも彼は珠玉のベースラインをいくつも紡いでいますが、ちょっとレイドバックしてしまった感があります。
また、この前のアルバムは、おれ的には曲の完成度がいまいちで、楽曲のレベルの高さとバンドの勢いがちょうどいい感じで融合しているのがこのBlack Seaなのではないかと思う次第であります。
もちろんアンディ・パートリッジの作曲・アレンジ能力のすごさは言うまでもないんですが、それにコリンのベースが加わってこそのXTCという気がしますなあ。

と、ここまで絶賛していながらこのCDは持っていなかったりして。
昨日注文しましたけどね。


posted by インサック at 22:46| バンコク ☁| Comment(1) | TrackBack(31) | 洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年02月24日

They Might Be Giants/Mink Car

ベスト50には「Flood」(1990年)を挙げましたが、こちらは2001年のアルバム。彼らも1986年のデビューから18年も経ってしまいましたが、ある意味全く変わっていないのはすごい。
They Might Be GiantsはJohn FlansburghとJohn Linnellの2人組で、まあふざけたXTCというか、基本的に宅録ベースのユニットなんですが、(一時バンド編成になったりしましたが)とにかくアイデアが豊富。ふと思いついた10秒くらいのリフやフレーズをつなぎ合わせて曲にしてみました、みたいな短い曲が20曲近く入ってる、というアルバムがほとんどです。
音のマテリアルは非常にふざけた、というか人を食ったものであり(まあ変な電子音とか、オペラ調のヴォーカルとか、これみよがしな泣きのサックスとか、急にポルカになったりとか、ですわ)なんか腹立つやらおかしいやらなんですが、1/3くらいの曲はポップのツボを押さえまくってて、高揚させられたり泣かされたりして、なんかよくわからないグループです。
こんなわけわからんことをこんな長い間続けている人たちって、他に類を見ないんじゃないでしょうか。
たぶんちゃんとやればちゃんとできる人たちなんでしょうけど、あえてふざける、というか。ふざけ続けて18年、もう本人たちはいい加減じじいになっているはずなのに、まだふざけ続けるというおそるべしジョン&ジョン。
2人ともファーストネームがジョンというのもふざけてますよね。

おっと、このアルバムに関してですが、そんなふざけた2人の「ふざけ」と「マジ」のバランスがほどよくブレンドされた1枚だと思いますが、まだ聴いたことのない方は比較的マジ要素が強い「Flood」か「John Henry」あたりから聴かれたほうがいいと思います。
この次のアルバム「NO」はふざけ全開のアルバム。「変なセサミストリート」みたいな感じで、お子様にはよろしいかと思います。

posted by インサック at 22:46| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(63) | 洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年02月23日

FLATBACKER/戦争(アクシデント)

基本的にメタル系はダメなおれですが、Flatbackerだけは別でした。ていうか彼らはメタルなのでしょうか?当時のおれにはハードコアパンクに聞こえました。
聴いたときの印象は、「こわ!」でしたね。
リフのパターンはメタル、ギターの音色はパンク、サビの歌詞は「いいかげんに〜しなさいよ〜、今に痛い目にっあっうっわっよ〜!!」ですからね、「何で丁寧語やねん!」というところも含めて恐かったですね。
CDで欲しいな〜と思いつつ、実は最近買いなおしたんですけど、聞き直してみると、当時のような衝撃は感じなかったです。
で、またたまたまBSでラウドネスのCrazy Nightを見たんですけど、これが寒い寒い。当時はジャパメタの雄として君臨していて、おれの周りにもかなりコアなファンがたくさんいましたが、「え、こんなださかったっけ?」て思っちゃいました。
メタルって様式美なようでいて、その枠の中での流行ってけっこう早いのかなあ。
で、Flatbackerはこの後2nd「餌」(これもよかった)の後渡米、キッスのジーン・シモンズプロデュースで「EZO」になったのでした。
正直EZOからは別のバンドだと思ってます。なんか普通のメタルバンドにしか聞こえなかったなあ。
ヴォーカルの山田雅樹は後にラウドネスに加入したりしたみたいですけど、おれにとってあの輝きは二度と戻って来なかったのでした。
どうも回顧的になっちゃうなあ。次はいまいまの音楽について適当に書いたりしましょう。

posted by インサック at 19:28| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(47) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Courtney Love/America's Sweetheart

今日は腰をゆわして会社を休んでいるので、暇に任せてつらつらblogを書いたりしているのですが、このコートニーの初ソロアルバム、非常にいいではありませんか!
さすがカートの嫁!
ロックのかっこよさって、わかっててもなかなか表現できなかったりして、TMGEとかに提示されて、「あっこれこれ」って思ったりすることがおれはよくあるのですが、コートニーのこれも「それ」です。思えばHoleもそんなバンドだった。
とにかくどんな曲をどんな音のギターで弾いて、どんな声で歌えばロックになるのかをよくわかっていらっしゃる。たぶん理屈じゃないんでしょうけど。
おれの中でのロック姐さんランキング、Garbageのシャーリーを抜いて現在堂々1位です。

posted by インサック at 14:53| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(59) | 洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

考察癖

考察癖があり、時々「くどい」とか「しつこい」と言われるおれですが、先日やはり某巨大掲示板で言われてしまいました。
おれのように些細なことでもその事象の原因や成り立ちに思いを馳せてしまうのは、やはり特殊なのかも知れません。
反面、このblogというスタイルはそういう人種には向いているとも言えますね。
特に洋楽ファンだと、「誰々は元何々のプロデュースをしてて云々」とか、「ベースの某マットが抜けてから某ウィーザーは変わってしまった」とか、「やっぱパープルは第3期でしょ」(すみません、パープルの第何期が誰かわかってません)とか、やたらミュージシャンの人間関係やメンバーの脱退・加入やらで音が変わったの何だのぶつぶつ言う人が多いですよね。おれもですけど。

で、これはどうやらおれの先入観だったようなんですが、音楽をある程度熱心に聴く人は、このようにうだうだと考えながら聴いているもんだと思ってたんですよね。

でもタイポップスに限って言うとそうでもなかったみたいで、
「普通こんな感じで聴くんじゃないの?」みたいなことを素朴な疑問として書き込んでみたら「うざい」と思う人のほうが多かったみたいです。
うーんどうなんだろ?アイドルポップスを聴いてる人に近いのかな?おれなんかモー娘。でも「うーんつんく今度はそう来たか。」みたいなこと考えちゃいますけどね。
ハロプロの一連の曲のアレンジってけっこうエキセントリックていうか、挑戦的というか、変わってますよね?
それがすごいなあ、とかね。

しかしおれが「叩いていいキャラ」みたいになってからの攻撃されっぷりはすごかったなあ。いじめの構図ってこんな感じなのかなあと実感しました。


posted by インサック at 12:57| バンコク ☁| Comment(2) | TrackBack(37) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年02月22日

Andien/Kinanti

前のblogで一回書いたのですが、今聴いてたらあまりにも良いので再度。
インドネシアのポップス(主に女性ヴォーカルもの)が非常に洗練されているのは何回か書きましたが、このAndienは、洗練されていることは間違いないのですが、ベクトルがちょっと違う。
このアルバムがリリースされたのは2002年ですが、当時流行ってた2stepというリズム(Craig Davidみたいなやつ)がかなり大胆に導入されている。しかしメロディー楽器はジャズ〜ボサノヴァ系なのでエヴァーグリーンなテイストがある、しかもその楽器群は打ち込みが多く、けして懐古趣味に傾いてはいない。
という、重層的な構成の音になってます。それは意図したものではないんだろうけど。
で、それにのっかるAndienちゃんのヴォーカルが、見た目よりかなり大人でクール。
全体に抑制の利いた、しかしビート感はしっかりある音楽で、とても気持ちいい、という感じです。
どう例えればいいかなあ、と考えていたら、一番近い人を思いつきました。Sadeです。
音楽のスタイルはちょっと違いますが、受ける印象はあんな感じ。わかっていただけましたでしょうか?


posted by インサック at 22:43| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(48) | インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Chara/Soul Kiss

このアルバムこそ「日本のソウルミュージック」な気がします。
おれは元々ソウルミュージックマニアではないけれど、いわゆる米国のソウルを聞いて米国人が持つ感情と、日本人が聞いて感じるそれは違うはずで、このCharaのアルバムを聴いた日本人が持つ感情の方が近いような気がするんです。根拠はないけど。
そういう意味で日本のソウルと言いました。
アルバムタイトルに「Soul」と入っているからかどうかわかりませんが、すごく精神的なアルバムだと思います。
音もそうだし、歌詞も、Charaの歌い方も、何か求道的なものを感じます。
これは彼女の2ndなんですが、これからブレイクしていこうという新人女性シンガー(当時はね)にしてはかなり冒険的な試みだと思います。
逆に、ここでこういうことをしておいて「単なるポップシンガーじゃないんだよ」という立ち位置を示しておきたかったのでしょうか。
ご存知のとおり、Charaはこの後ブレイクしていくわけですが、このアルバムあってこそ、と思っちゃうのはおれの気のせいでしょうか。

posted by インサック at 20:05| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(46) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Primal Scream/XTRMNTR

おれはこのアルバムまで、Primal Scream(ボビー・ギレスビー)が何をやりたいのかよくわかりませんでした。
まんまマンチェの「Screamadelica」、まんまストーンズの「give out but don't give up」、かっぱらいのセンスが非常にいいので聴き続けてはいましたが、何がやりたいのかなあ、というモヤモヤがずっとあったのです。
ロックミュージックを対象化しようとしているのか、それともおれには考えも及ばない、もっと別のことを志向しているのか、とか。
しかしこのアルバムが出た時の来日公演を見て、その長年の疑問が晴れました。
彼は難しいことは何も考えておらず、ステージでいかに「かもおぉぉ〜ん!!」と気持ちよく言いたいか、ということに全てを賭けていたのだ、と。
そう考えると、彼らの過去のアルバムも、このアルバムも、非常によくわかります。
その後も彼らを聞き続けていますが、『「かもおぉぉ〜ん!!」といいたい人』と思えば非常に気持ちよく、心安らかに聴くことができます。
よかったよかった。

posted by インサック at 18:09| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(42) | 洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Judy and Mary/J・A・M

Judy and Mary衝撃のデビューアルバム。
このバンド売れに売れましたが、このデビューアルバムが出た当時、このようなパンキッシュかつメロディアスな女ヴォーカルバンドというのはほとんどいなかったと記憶してます。
おれが学生時代女ヴォーカルバンドを長くやっていたということもあり、「子供向けじゃないガールポップとは?」みたいなことにけっこう意識的なんですが、JAMはデビューの時点ではおれの理想形でした。
元Reactionのベース、恩田快人が作ったバンドでしたが、この1stはほとんど彼の作曲で、たぶん彼が頭の中で描いていた音がかなりそのまんまの形で実現したものだったんだろうと思います。
BLUE TEARSなんてすごい曲だと思ったなあ…
JAMもそうだし、ブルーハーツなんかもそうだけど、その時の音楽シーンの状況と打ち出す音の関係ってバンドのブレイクにすごく関係してるんだと思います。
たとえば今日びの日本の女ヴォーカルってソウル系かBoA系ばっかりですが、それじゃ大ヒットは望めないんじゃないかなあ。
今こそJAMの初期とかゴーバンズみたいな、ちゃんとポップなガールズバンドがいけるんじゃないでしょうか。
JAMはこの後ギターのTAKUYAが徐々に主導権を握り始め、最終的には全然違うバンドになっちゃいました。
残念です。

posted by インサック at 16:51| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(41) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

佐野元春/Heart Beat

このアルバムが、おれがいわゆるロックミュージックを聴き始める決定的な契機になりました。
それまでの邦楽は、当時「ニューミュージック」と呼ばれていた、フォークの延長線上のような、まあ「ロックじゃない」音が主流だったのですが、元春は違ってました。アレンジも、詩も、何よりも彼のヴォーカルスタイルは、当時のおれには初めて聴いた「日本語のロック」でした。
その後の「Someday」でブレイク。タイトル曲の「Someday」はその後の所謂「人生応援歌ロック」の始祖になった感もありますが、彼の詩に一貫して流れるのは、根拠のない「がんばれ」ではなく、諦念を経験し、それでもなお希望を希求する、というスタンスだと思ってます。
まあコアなファン以外にはわかりにくいかも知れませんね。
このあとの「Visitors」ではヒップホップを導入(この当時ラップやヒップホップを取り入れた日本のミュージシャンなど皆無だったと思います)の後長いスランプに入り、まんまスタイルカウウンシルの「Cafe Bohemia」をリリース。このへんからパクリミュージシャンという声もちらほら聞こえ始めました。
(実はその前からスプリングスティーンくりそつな曲とかもありましたが)
おれ的にもこのへんで見放しかけたのですが、「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」で新たな詩世界の開拓に成功、音的にも迷いのないしゃっきりしたものになりました。
その後も「Sweet16」、「Fruits」等の創作的なピークをいくつか迎え、現在は…
いや、もう引退してもらっていいと思います。もう十分がんばった!よくやった元春!

posted by インサック at 12:33| バンコク ☁| Comment(2) | TrackBack(58) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年02月21日

Theピーズ/Greatest Hits Vol.1

日本のミュージシャンに関するblogが2つしかないことに気付き、強化しようと思いました。
(その2つがSandiiと氣志團って、われながら脈絡ないなあ)
で、Theピーズ衝撃のデビューアルバムのうちの1枚。
というのは、1989年のVOL.1とVOL.2が同時発売されたのでした。これらはベストアルバムではなく、普通のアルバムです。
当時渋谷陽一が絶賛してたことを覚えてます。

で、Theピーズですが、まずヴォーカル&ベースのはるが天才詩人です。どのくらい天才かというと、チバユウスケ、奥田民生、草野マサムネくらいです。
で、音がめちゃくちゃかっこいいです。どのくらいかっこいいかというと、Weezer、Foo Fighteres、The Jamくらいです。
基本的にはスリーピースで、粋なコードとかも使ってないんだけど、平易なコードの組み合わせ(いわゆるコード進行)が聞いたことない展開を見せたりして、それははるがベーシストということも影響してるんだろうけど。
特に1st時はドラムが後藤マスヒロというTheピーズ史上最もうまい人で、ギターのアビさんの切れ味もありスリル!スピード!サスペンス!って感じです。
この後メンバーチェンジを繰り返し、おれがベスト50に選んだ「リハビリ中断」でははるしか残ってない状態だったりしたんだけど、長い休止期間の後2003年にリリースされた「theピーズ」ではアビさんが戻って来ました。
とにかくピーズのアルバムははずれがない。どの曲もロックの真実を含んでいるし、どの詩にも衝撃を受ける。
来月にはニューアルバムが出ます。
正直セールスには恵まれなかったバンドだけど、「theピーズ」は売れたみたいだし、今後ますますがんばってほしいです。
と言っても、「がんばる」という言葉から一番遠いところにいるバンドでもあるんだけど。

posted by インサック at 00:32| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(81) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年02月19日

Nat Myria/Colorful

超美形Nat Myria Benedettiの、何枚目か知らんけど2000年リリースのアルバム。スイスとのハーフらしいです。
この人のアルバム何枚か持ってるけど、これが一番バランス取れてると思う。
ダンスポップスありバラードありで曲調はバランス取れていて、クオリティも高い。まさにcolorfulな1枚です。
心なしかトンチャイの曲に作風が似てるんだけど、同じチームなのでしょうか。だとしたらかなり気合入ってるということですな。
2002年にはトンチャイのアルバムにKat、Jintaraと共に参加しました。
周りのタイ人に聞いたらやっぱKatがいいんだって。おれはNatのほうが好きですが。
この人歌も踊りもお芝居も、エンターテイナーとしてかなりレベル高い人です。
歌唱は曲によって大人っぽかったりキュートだったり、「やるなこいつ」と思わせるプロっぽさがあります。
買って損なし、タイポップス入門としてもお手ごろなアルバム。
「これはすごい!」って感じじゃないけど、気軽に聴けて気持ちいい、タイポップスの水準を知るサンプルとしては格好の音源です。聴いてみ。


bassmanさんからのリクエストにより、Natの写真を追加アップします。
厳密に言うとこういうのって著作権法違反なんだろうけど、まあタイだしいいでしょう。


欧米や日本のCDの画像をアップしないのは、実は著作権関係にびびってる、ということもあるのですが。


posted by インサック at 22:58| バンコク ☁| Comment(13) | TrackBack(4) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年02月18日

Tata Young/Amazing Tata

おれはリアルタイムでタタヤンの絶頂期を体験してないんだが、当時すごかったらしいね。
で、この1997年のアルバムからタタはグラミーを離れ、一説によると干されてたりしたらしいが、今はsonyから無事一線に返り咲いた感がありますな。
最近の「Real Tata」ではすっかり大人のタタヤンですがこの当事はまだ子供です。このときいくつ?15歳くらい?
おれ、いまだにこの人の魅力がわからないんだけど、やっぱ90年代のタイポップスを支えた大スターなんだよね?うーんわからん。
まあおれがわからんタイの歌手はいっぱいいるんだけどね。Ployとか、Plabとか、お子様系はわからんなあ。
タタも当時のお子様系だったのかな?「タルーン」のアナンみたいな感じで。
あ、今のタタはけっこう好きですよ。いっこ前のアルバム「Tata Young」はかなり好き。
じゃあそれをレビューしろっちゅう話もありますが。




このアルバム自体について何も言っていないことに気づきましたので追加。
うーん、なんかやっつけで作った感じ。当時の大スターにこんなんでいいのでしょうか。という感じです。
まあ時代もあるんだろうけどね。

(22/Feb/2004)

posted by インサック at 22:29| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Weeser/Weeser

初めて「Buddy Holly」を聴いた時は本当にびっくりした。
こんなメロディー、こんなバンドアンサンブル、聴いたことなかった。
別に変な楽器やリズムや歌唱法や声色を使っているわけじゃない。「音楽が好きじゃない人」が聴いたら、何の変哲もないバンドに聴こえるかもしんない。
しかしこれはすごい発明だ。日本で言えばピーズに匹敵する発明だ。
曲を構成する楽器や基本的なマナーはありふれているから、わかりやすい特徴がないから誰も真似できない。
彼ら(というかリヴァースか?)しかできない。
この1st(1994年)と2nd「Pinkerton」(1996年)は。
2001年の大復活アルバム(通称グリーンアルバム)や2002年の「Maladroit」もいい。確かにいい。
しかし「彼らにしかできない感」は明らかに失せている。
正直初代ベーシストのマットのセンスがかなり関係してんちゃうの、という氣がしてならない。
マットとリヴァースは最近仲いいみたいだし、期待しています。
ところで彼らRic Ocasekプロデュースだったりしたのね。
Ricおれも好きなんだけど、U2やSimple MindsにおけるSteve Lilywhiteみたいに自分色に染めるんじゃなく、佐久間正英みたいに持ち味引き出し系だったのね。
感心&意外。

posted by インサック at 21:30| バンコク ☁| Comment(4) | TrackBack(1) | 洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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