2005年11月26日

心が亡くなると書いて忙しいと読む。

忙しいというのは、時間が無いことではないのです。
心が亡いのです。

いや〜最近忙しくてブログ更新できないっす。
posted by インサック at 00:57| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月18日

Bauhaus/Mask

bauhaus.jpg

バウハウスってかっこいいよね。



1981年作、バウハウスの2nd。
学生時代に良く聴いていたような思い出があるのですが、このアルバムが一番好きだったので、CDで買いなおしました。

当時はポジティヴ・パンクとかゴシックとか暗黒大王とか言われていたように思いますが、今聴くと普通にシンプルでストイックな、かっこいい音してますね。
けしてうまくはないんだけど、センス一発で聴かせてしまうというか。
古いは古いし、きょうびの新人バンドのほうが遥かにうまいし、サウンドプロダクションも優れているんですけどね、でもこっちのほうが素朴というか、これはこれで味がありますな。

この流れが拡大再生産(なのか劣化コピーなのか?)されて、今の日本のヴィジュアル系になってるのではないでしょうか。
正確には、バウハウスのストイックさを受け継いだのは所期バクチクとかデルジベットとかDEAD ENDとか、80年後半〜90年代前半のバンドまでで、その後の人たちはバウハウスなんて意識してないんだろうなあ。

あっという間に解散したようなイメージがあるんですが、その後ヴォーカルのピーター・マーフィーを除く3人で結成されたLove & Rocketsがあんなに売れるとは全然思いませんでした。Foo FightersもNew Orderもびっくりですな。

posted by インサック at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月09日

氣志團/愛羅武勇

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音楽性はどうでもいい、いい意味で。



氣志團ちゃん待望のニューアルバム(2005年)。全18曲70分超の大作です。
タイトルとジャケットは、毎度のことながら80年代北関東カルチャーからの引用です。
ブックレットが付いているのですが、なんか架空の青春映画「愛羅武勇」のパンフレットみたいな感じです。たぶんきっちりシナリオ作って演じてるんだろうなあ(笑)。
音楽的には、いつもの過去の音楽作品からの引用・オマージュ・パロディ(特に80年代邦楽)はかなり少なくなってます。ていうかほとんどありません。
加えて、今までほとんどの曲を綾小路翔(団長)が書いていたのですが、今回は10曲。星グランマニエ(ギター)が4曲、西園寺瞳(ギター)と白鳥松竹梅(ベース)が各1曲となっております。
ランマは過去のアルバムでも曲を書いているのですが、彼は、純粋に音楽の才能という意味では、翔やん以上だと思います。すごいいい曲を書く。
さすが翔やんをして「音楽に愛された男」と言わしめた人。
ま、今までの引用による曲作りって翔やんの方向性によるものが大きかったので、他の人の曲が増えれば必然的にそういう部分は減る、とも言えます。
おれなんかはそういうのでニヤリとするのも好きでしたけどね。

プロデューサーはこれもお馴染み阿部義晴。
阿部Bと氣志團の相性いいと思います。元ユニコーンだからという訳だから比較するわけじゃないけど、奥田民夫とは対照的なけれん味ギミックたっぷりな感じが氣志團の「過剰な感じ」にマッチしてますな。

で、このアルバムというのは、実は氣志團にとって大いなる実験なのでは?という気がします。
いろんなタイプの曲をやってみて、メンバーも曲を書いてみて、次のスタイルを編み出そうと試行錯誤しているのではないでしょうか。
とは言え、タイトル曲の「愛羅武勇」に代表されるように、超ポップな曲をひたむきにふざけることにより結果的に感動に着地する、という黄金パターンは健在ですし、ランマの曲はリリカルでスリリングだし、もちろん阿部Bはいい仕事してますし、商品としても立派に成立しています。

しかし、元々なぜ氣志團が過去の音楽の引用にあふれたスタイルを選んだか考えて欲しい。音楽的才能に乏しかったからです。翔やんはそれを十分自覚していて、それを補うために音楽以外の部分をめっちゃくちゃ強化したわけです。
その「ありよう」におれは感動したわけで、氣志團は音楽的に成長しなくてもいいと思うんですよね。翔やんの歌は相変らず技術的には下手だけど、情熱と馬鹿馬鹿しさを表現するには最高です。
バンドアンサンブルとして相当高いレベルにあるバンドなので、実は曲がそこそこでも十分かっちょよく聴かせることができるんです、彼らは。

ということで、下手に音楽的にならず、バカなことをものすごい勢いで、もう120%の情熱でやり続ける、その様を見せ続けて欲しいです。
でもランマの曲は良いな。ソロアルバム出さないかな。


posted by インサック at 23:24| Comment(5) | TrackBack(1) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月06日

Theピーズ/赤羽39

pees_akabane39.jpg

変わらないもの、変わるもの。



Theピーズの新譜が出ました(2005年)。
2003年の復帰後、第3作。今のところアルバムは年1作ペースで順調に出ていて、うれしい限りです。
タイトルのとおり、もう39か40のおっさんなわけですが、1989年のデビューの手触りはそのままに、歌詞や楽器は時間の分だけ深化してますよね。
おれはデビューの時から彼らのファンだったのですが、「身も蓋もない歌詞」と「王道ロックからほんの少しズレた曲進行」というのは変わってないです。
ただ、歌詞は「どうにかなるさ」的能天気さから「どうにか生き延びた」的絶望へと、音は2~3分のコンパクトなロックナンバーから、ギターの音はどんどん重苦しくなったり、間奏がどんどん長くなったりで内省的になって行きます。
まあ言えば、ポップさがどんどん無くなっていって、それは復帰後も一貫している、という感じです。
とは言え音楽のベースがブルーズやジャズではなく、パンクやパブロックだったりするので、聴いててだるくはないです。

今作も、そんな投げ遣りと絶望とやけくそに彩られた1枚ではあるのですが、前の2作よりもロック度は高いですね。
今までは「絶望度」高めだったけど、今回は「やけくそ度」高め、という感じです。

そもそもピーズのこういう姿勢って、ロックの本質のひとつだと思います。
おっさんがのたまう「ロック論」みたいなもので、「元々ロックは反抗の音楽で、現状に対する不満や異議申し立てである」というのがありますが、それはなんだかんだ言って真理だと思います。
ピーズの音楽は「反抗」というよりも、現状をありのまま受け入れて、絶望して、でもその中でなんとかやりすごして生き延びていくか、やれやれ、みたいな感じで、覇気のないことおびただしいわけですが、でも人生ってそんなもんだよね、とも思うわけです。

また、彼らのロックミュージックに対するセンスはまぎれもなく一級品で、ヴォーカル&ベースのはるはまぎれもなく天才詩人なわけです。
このところ音楽的進歩はほとんど感じられないわけですが、40手前のおっさんにそんな革新性を期待するのが間違いっていうもので、ピーズはこのまま1年に1回いつもの感じでアルバムを出し続けてくれればいいです。
また活動休止になったら悲しすぎます。
posted by インサック at 13:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月04日

m-flo/Beat Space Nine

mflo_beatspacenine.jpg

またしてもすげえ。



前作「Astromantic」に続く「m-flo loves」なニューアルバム(2005年)。
ところで前作は50万枚「しか」売れなかったんですってね。200万枚くらい行って当然だと思いますが。おかしくないですか?

で、今回も曲ごとに違うヴォーカルゲストを迎えつつ、音はもうm-flo。当たり前ですが。
またこれも前回と同じく、ヴォーカリストは色を添える程度の役割に過ぎません。
ていうか、それぞれのソロでの作品より数段かっちょいいです。
例えばSoweluとか加藤ミリヤとか、ソロ作品をスペシャとかで聴いててもこれっぽっちもいいとは思えないのですが、このアルバムの中では輝いています。
これはもうm-floの腕とセンスしか言いようがないですな。

良く聴くと、そんな凝ったアレンジをしているわけではないのですが、Verbalのラップの入り具合とか、リズムの乗り具合が絶妙にスリリング。
アップテンポの曲からスローバラードまで、とにかくリズムがステキ。ヴォーカルなくてもいいくらい。

でも、一人だけヴォーカルが心に残ったシンガーがいます。
それは和田アキ子LISA。
リズムのキレが、他の人と全然違う。
思えばおれが初めて聴いてショックを受けたm-floの曲は「EXPO EXPO」に収録されている「come again」だったのですが、(LISA脱退前なので、当然LISAがヴォーカルです)それと通じるキレの良さ。
これはやっぱり一緒にやってた時間が成せる業か。

前作を聴いた時は
「別にヴォーカルがLISAじゃなくても全然m-floだしかっこいいし、問題ないやん。」
と思ったのですが、今回は
「m-floのトラックにはLISAのヴォーカルが一番合うなあ。」
と思いました。
おわり。

posted by インサック at 23:56| Comment(6) | TrackBack(1) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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