2006年01月25日

buzz music

buzzmusic.jpg

いいです。マジです。



発売はだいぶ前のCDですが、「BUZZ」というタイのティーン雑誌で人気のモデルが歌ってるこのアルバム(2005年)。
詳細はfukuさんの「サイアム系で行こう」のこのエントリをご参照ください。
このエントリに素直に従って、9月にタイに行った時はVCDを買ったのですが、あまりのできの良さに遅ればせながらCDも買ってしまったわけです。

本職はモデルの子たちだし、10代だし、歌の訓練もしてないと思われるので、歌は当然下手です。しかも「パッと聴くとうまく聴こえるようにごまかしている」(日本で言うと中島美嘉)ではなく、普通に下手。ていうかうまく歌おうという気がない。だがそれがいい。DOJOっぽい。
5人いるのですが、みんながみんなそうなので笑ってしまいます。
一応bebeって子が上方芸能用語で言う「芯を取る」状態のようですが、まあどうでもいいです。

内容は、都会のワイルンが好きそうな甘〜いキャンディポップスが半分くらい。
そしてあと半分がバラードぽかったりアコースティックだったりするのですが、これらの楽曲群がいいんですわ!!
歌が下手なぶん楽曲の良さが引き立つのでしょうか。
タイ人って、実は決して歌やダンスといった芸能の才能は高くない人たち(エンターテイナーとしての才能はフィリピン人の1/10くらい、プロフェッショナルな覚悟はマレーシアのシンガーたちの1/10くらい)だったりするのですが、この手の「アーティスティックじゃないポップス」を作る才能はありますよね〜。
チャイナとかKatの「OK na ka」とかまさにそうですしね。Girly Berryとかもそうだな。
fahちゃんが歌う7曲目「SMS」とか、ほんといいですね。このアルバムでは5人が2曲づつ歌ってるんですが、fahちゃんのもう1曲もいいです。アルバム中ベスト3のうちの2曲です。
で、一番いい曲はボーナストラックです。
これはkookという子が歌ってるみたいですが、ジャケットには出てないです。
他の曲もいいですし、ほんといいアルバムだと思います。とりあえずFour-Modよりいいです。

posted by インサック at 00:18| Comment(2) | TrackBack(1) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月22日

Panadda/#5 Dok Mai Kap Pleaw Fai

panadda_5.jpg

メイクが変わっても好きです。



寡作ながらもそれなりにコンスタントにリリースされるPanaddaの最新アルバム(2005年)。
「#(ナンバー)5」と銘打たれていますが、5枚以上出してると思います。
そう考えるとキャリア長いなあ!
けして派手な個性を持っている人ではないのですが、生き馬の目を抜くタイ芸能界で息の長い活動をしているのはすごいと思います。
売れなきゃ一瞬で消えますからね、タイって。売れても消えたりしますし。
TepapaとかAnnaとか、それなりに売れたと思うのですが音沙汰なしです。まあ本人たちの意向もあると思いますが。
そういう意味でセニョリータLa Ong Fongにもがんばっていただきたいものです。

で、パナッダーですが、今回かなりイメージを変えて来てます。
今まではナチュラルメイクだったのですが、今回はなんかルークトゥンの人みたいです(笑)。あるいはマイ・チャルンプラ姐さん。
昔今は亡き「デビュー・カフェ」で見た時に近いイメージです。
まあありていに言うと、今までは「シンガー」だったけど、「芸能人」のエリアに踏み込んで来た、という感じでしょうか。
VCDも見たんですが、さすがタイ人、メイクは派手だがキュートな感じではありました。このへんがハマる人が多い所以でしょうか。

音のほうは、まあベタなタイポップスのフォーマットですが、全体的には「タイ歌」という印象は薄いです。それは、ベタなギターソロがないことと、パナッダーの凛としたヴォーカルによるものではないでしょうか。
基本的にはベタなんだけど、パナッダーの声が異質なものにしてしまっている。
たぶんプロデュースサイドもそれがわかっていて、「本当にベタ」なものを注意深く排除している、ような気がします。
パナッダーの歌も、前作くらいから感じたんですけど、幅が広がっている。
元々ていねいに歌う人だけど、加えてエモーションの表現に幅が出ている。
感極まったり、微笑んだり、おどけたり、という「機微」がすごくいい感じです。

最終曲の「NO.1 Lady」はThaitaniumをフィーチャーしたR&Bチューン。これだけ異色。
この曲めっちゃかっこよくて大好きなんですが、全編これでやられるとちょっと微妙だったかも。
ていうか、パナッダーの個性があまり活かされていない感じがしたんですよね。
うまい人だし、この曲だけ聴けばタタヤンやKat様より全然いいんですけど、まあこういう曲って匿名性が高いというか、ウィスパーで歌えば誰でもいい、みたいなところありますからね。

でも今回も素晴らしいアルバムでした!ありがとうございました!!

posted by インサック at 21:15| Comment(2) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月18日

Katreeya English/Lucky Girl

Kat_luckygirl.jpg

う〜む…



Kat様久々リリースのサードアルバムです(2005年)。
2ndの「Saimese Kat」は2003年5月発売なので2年7ヶ月ぶりになるのですが、2005 Tiwa Hula HulaTVのサントラなんかで出ずっぱりな印象ですな。
Tiwa Hula Hulaのメンツがいまいち地味だったり、衝撃的なデビューを飾ったPalmyLannaも後が続かないし、Natは結婚後音沙汰ないし、現時点で間違いなくタイのトップアイドルですね。
比肩するのはBua Chompooくらいでしょうか。最近出てこないけど。
こんなにタイアイドル詳しいなんて、自分がいやになります。

それはいいとして、今回はかなり大人のKat様です。まあもう30近いので、今までが子供っぽすぎた、という感じですが。
個人的には2枚目がいまいちで、サントラがまたいまいちで、1stの「OK na ka」の衝撃が忘れられないおれとしてはかなり期待して聴いたのですが、やはりいまいちでした(笑)。
なんでかな〜?
確かに大人のポップスを指向した音作りで、R&Bっぽい曲が多いし(R&Bっぽいからいいというわけじゃないけど、一応ちゃんと音作んないといけないジャンルですから)、英語タイトル・英語詩が多く、韓国のシンガー、ピョルの「I Think I」をカヴァーしたりと、意欲はなんとなく感じます。
関係ないけど「I Think I」の原曲ってタイでヒットしたらしいですね?韓国の曲が売れるなんてすごく珍しいことだと思います。しかし「ピョル」って変な名前。

それはいいとして、なんかタタヤンのフォロワーみたいな感じがしちゃうんですよね〜。
まず曲のクオリティがそんなに高くないうえに「必殺の1曲」または「ピントを合わす曲」がない、というのが痛いと思います。
(「必殺の1曲」についてはこちらのCreamに関するエントリをご参照ください)
あと、ミックスがヴォーカル大きすぎということと、音数が少なくて陰影に乏しいというところもマイナスポイントでしょうか。(久々に音楽評論家気取り)

正直、タタヤンと比較するとKat様のほうがスタイルいいしダンスうまいし歌は互角だし、顔は好みもありますが個人的にはKatのほうが表情豊かで好感持てるし、路線としては「あり」だとは思うんですよ。アジア制覇くらいはできると思うんですけどね。

でもやっぱり「OK na ka」が忘れられないおれは、Kat様を聴き続けてしまうと思いますが!
ま〜これはノスタルジアも入ってるのかなあ。
2001年くらいにRCAでみんな「あのアクション」(「おっす!」みたいなやつ)をやってたのは壮観だったなあ…

次回はみんな大好きパナッダーだよ!じゃあね!

posted by インサック at 01:49| Comment(11) | TrackBack(1) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月10日

Erra Fazira/...Kini Kembali

Erra_Fazira.jpg

マレーシアならではの佳作。



元ミス・マレーシアで現在は画女優として活躍しているErra Faziraの2004年のアルバム。
おれは以前彼女のベストアルバムを聴いて、「ああ、女優の余技ね」という印象を持ってそれっきり聴いてなかったのですが、このアルバムは非常に良いです!

この人のキャリアについてはあまり詳しくないのですが、映画女優としての評価はこのへんに記述があります。
映画女優としては既に10年以上のキャリアがあるようですね。
ミス・マレーシアで女優さんということで、写真を多めにはっておきましょう。

Erra_Fazira2.jpg
スポーティなErraさん。


Erra_Fazira3.jpg
寂しげなErraさん。

内容ですが、もう王道マレーポップス。最新形ではないけとも、音楽製作のツボを押さえた音作りです。
アルバムのタイトルは「今帰ります(帰りました?)」という意味のようで、彼女にとっては原点回帰みたいなアルバムでもあるのでしょうか。

情念の歌い上げマレー歌謡も数曲入ってますが、むしろいわゆる「ポップス」が多いですね。彼女のキャリアや年齢(って知らないんですけど、キャリアから推測するに30代前半だと思います)からすると多少子供っぽい感じもあります。
また、本職は女優さんということもあってか、歌がそんなにうまいわけじゃないです。特に微妙なフェイクとかリズムとかがちょっと甘いかも。
しかし、そんなささいな欠点を補ってあまりあるのが、楽曲の質の高さなんですね。ええ曲そろってまっせ〜。
また曲の並び方も秀逸で、1曲目の「SMS Saja」はプロローグにふさわしい軽快なナンバー、中盤に2003年に結婚したKRUの長男Yusriとの夫婦デュエットがあって、シーラ・マジッドの初期(1985年)のナンバー「Pangemis Muda」のハードロックなカヴァーがあって、ラストは一番いい曲の「Hanya Di Mata」で締めるという、フルコース料理のような内容となっております。
やっぱマレーポップスってクオリティ高いな〜と思わせる1枚でした。
一緒に購入した何枚かがハズレだったことは内緒です。
posted by インサック at 00:03| Comment(1) | TrackBack(0) | マレーシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月09日

Nikki/Maharani

nikki.jpg

マレーにしては新しい。



非常に白人ウケしそうなヴィジュアルのマレーシアの新人シンガー、Nikkiのデビューアルバム(2005年)。
ssjさんによるとJaclyn Victorが優勝した「マレーシアン・アイドル」の入賞者のようです。

非常にいいアルバムだと思います。
マレーシアの女性シンガーって、Jaclynもそうだし、最近絶賛させていただいたDayang
もそうなんですけど、音のスタイルが、欧米のポップミュージックと比較すると「最新」ではないんですね。「一時代前」のように感じます。デコピーなんて最たる例ですよね。
それが魅力でもあるんですが。

このアルバムは「半時代前」って感じでしょうか。
割といろんなタイプの曲が入ってますが、感触としてはDestiny's Childの1枚前のアルバムって感じ。(雰囲気だけで言ってます。デスチャなんてまともに聴いたことないです)
Nikkiも、Jaclynみたいな圧倒的な歌唱力はないのですが、器用にこなしてます。
曲もちゃんとフックを考えて作ってあるし、アレンジも手を抜かず作りこまれてるし、こういう総合点で勝負するようなアルバムって何回も聴きたくなりますね。

このアルバムには「Penerbit Eksekutif」としてNing Baizuraの名前がクレジットされてます。
英語にすると「Exective Publisher」みたいな意味みたいですが、「Ningが見出した」みたいな感じなんでしょうか?


posted by インサック at 02:11| Comment(5) | TrackBack(0) | マレーシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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