タイトルがいいやね。
フィリピンのナイスセンスなバンド、Truefaithのニューアルバムです(2006年)。
「見つけてもらうために彷徨する」というタイトル、このバンドの本質を表しているような気がします。
相変わらず、誠実に丁寧に音楽を作っていることが実感できるサウンド。
元々派手さはないバンドですが、ますます地味になっているような、でも聴けば聴くほどしみる曲ばかりです。
今回はカヴァー曲が多くて、スタイル・カウンシルの「You're the best Thing」を筆頭に、Everything But the Girl、Rune Grammofonというノルウェーのジャズ・エクスペリメンタルレーベルの設立者であるRune Kristoffersen(1980年代に Fra Lippo Lippi というポップデュオでベースを弾いていた)、Finn兄弟(元Crowded House、Split Enz)など、彼らに影響を与えたと思しき人たちの曲が入ってます。
Truefaithってスタカンに似てるな、とは思っていたのですが、やっぱ好きだったか。
スタカンのヴォーカル&リーダーだったポール・ウェラーって、キャリアのスタートがThe Jamというモッズバンドだったんで、The Jam解散直後に結成したスタカンでも、音はソウルでも歌い方がめっちゃパンクだったわけですが、Truefaithヴァージョンは声もちょっとソウルっぽい。
ていうか、このMedwinというヴォーカルは独特ですね。
ソウルっぽいというよりも、メランコリアと諦念と、そしてその先にわずかに見える希望を感じさせる声であり、歌い方です。
地味なスローナンバーからにじみ出る熱を感じます。もえさかる炎というよりも地熱って感じ。
ということで、相変わらずしみじみと耳を委ねることができる音でございました。
ところで、このアルバムはBarbieちゃんと一緒に購入したわけですが、購入元のMia Music&Booksさんに
「Barbieのアルバムが非常に素晴らしかったので、彼女がソロになる前組んでいたバンド、Barbie's Cradleのアルバムをフィリピンで探して来てください」
とわがまま極まりないお願いをしたところ、わざわざゲットしていただきました。
もうすぐ届くと思うので、近々このブログでも取り上げたいと思います。
Miaさん、大変大変ありがとうございました。感激しました。
