2008年02月26日

Diana Haddad / 2006

diana_2006.jpg

姐さん貫禄。



発売とほぼ同時に購入していたのですが、なぜか2008年に紹介することになってしまいました。でも今のところダイアナ・ハッダードの最新アルバム(2006年)。
1曲目「Mas Wi Loli」はライの大御所ハレドとのデュエット。
サミーラ・サイードとシェブ・マミのデュエット曲「Youm Wara Youm」を彷彿とさせます。
ていうか、のぶたさんも指摘してますが、ちょっと似すぎてませんか(笑)?

まあこの曲は企画モノっぽいのでいいとして、その他ですが、相変わらずのディアナ節、というか、非アラブ圏の人間からするとちょっと垢抜けない感じがします。
NancyとかNawal(新譜出たみたいです)のような、西洋的な音楽センスを多分に取り入れているアーティストと較べると、アラブ的な感性の純度が高く、例えて言えばNajwa Karamの系譜に連なる人なんだと思います。
こういうの、アラブの人は好きなんだろうなあ。なんか貫禄というか、安定感というか。
もちろん歌唱としてもゆるぎない磐石さを感じます。逆に言うと、様式美という名のマンネリでもありますが、「変わらない」ことの価値、というのもありますよね。

で、おれは基本的にはどんどん変化していくアグレッシヴでパンクな人が好きなのですが、ダイアナも好きだな。美人だし。
ていうか、やっぱアラブポップスを聴く理由って、アラブ的なものを求めているわけだから(少なくとも非アラブ人であるおれは)、いきなりどファンクとかどエレクトロニカとかやられても逆に興ざめなんですけどね。


1曲目のハレドとのデュエット。





ご参考まで、サミーラ・サイードとシェブ・マミの「Youm Wara Youm」。
こちらはまごうことなき名曲だと思います。




posted by インサック at 23:53| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月25日

薩頂頂(Sa DingDing) / 万物生(Alive)

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サー・ディンディン(薩頂頂)

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本物です。



中国の女性アーティスト、サー・ディンディンのデビューアルバム(2007年)。
日本盤も出てるんですね、びっくりしました。

プロフィールはキサラさんのブログに詳しいので、そちらを参照してください。

異国ポピュラー音楽館

チベット語、マントラ、サンスクリット語に加え自作の言語で歌っています。
中国語の曲もありますが、どっちかと言うと「サブ」的な位置づけで、非中国語がメインの観があります。

音の構造的には、いわゆるエレクトロニカ(静か系)と言われるスタイルです。
そこにチベット系の楽器(たぶん)やお経がサンプリングされて乗っかるという感じ。
と言うと、なんか企画モノっぽく聴こえるかも知れませんが、クオリティ&センスは相当高いですし、何よりも彼女のヴォーカルが圧倒的に力あります。
別に声を張り上げて歌っているわけではないのですが、確固たる意思を感じさせる、独特の歌声です。

ということで、非常に個性的でありながら、趣味に流されることなく「ポップス」として十分通用する現代性とクオリティを兼ね備えた音楽だと思いました。
実際全世界デビューを果たしており、グラミー(タイのレコード会社じゃありません、念のため)の授賞式にも呼ばれたりしています。
まあ白人が好きそうなオリエンタリズムに満ち溢れたアルバムでもあるわけですが。

ところで、現在の中国でこれだけ非漢民族の文化を前面に押し出した音楽って大丈夫なんでしょうか?
チベットでは「Free Tibet」と書いてあるTシャツ(ネパールで死ぬほど売ってます)やダライ・ラマの写真を持っているだけで投獄されるらしいのですが……
今はそこまで厳しくもないのかな?



1曲目「媽媽天那」(Mama Tian Na)。
チベット語で歌われています。



posted by インサック at 00:19| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 中華系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月13日

Perfume / FAN SERVICE~BITTER~ Normal Edition

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刮目して見よ!!



2007年3月に限定版として発売され、長らく入手困難だったPerfume唯一のライヴDVDが再発されました(2008年)。
動画共有サイトとかで見てはいたのですが、やっと高画質で見れるようになってうれしい限りです。

ライヴは2006年12月に行われたもので、時期的には「Complete Best」のリリース後、マキシシングル「ファン・サーヴィス [sweet]」のリリースが決定したあたりです。
おそらくComplete Bestがじわじわ売れ始めたことでマキシ及びこのDVDの発売が決定し、ブレイクの兆しが見えてきた状況だったんだと思います。

まあ見てもらえばわかると思いますが、Perfumeの魅力をあまねくパッケージした非常に素晴らしいライヴになっております。
チャプターがついてなくて曲選択ができないのですが、見始めるとすぐ引き込まれて最後まであっと言う間、チャプターなんて必要ありません。

最初にPerfumeに惹かれたのは、中田ヤスタカ氏のテクノ心のツボを突くかっちょよくもポップなサウンドプロデュースだったのですが、PVやライヴを見ると、彼女たちにかかわるスタッフがみんなすごくいい仕事をしているのに驚かされます。
技術を披露するのではなく、歌詞のイメージを増幅する、機能的で独特かつ実は難易度の高い振り付けを作り出すコレオグラファーMikiko、全然売れていない時代から気合の入ったPVを作り続けている関和亮及びCGを制作したGONZO等。
まあデビュー直後の売り出しのタイミングでのプロモーションはよくあることですが、Perfumeの場合Complete Bestが草の根的に売れ始めるまではかなりの時間があったわけですが、その間ずっとクオリティが高いコンテンツを作り続けているんですね。
これはスタッフが確固たる信念を持って「いいものを作る」というクリエイター魂を燃やした結果だと思います。
それに足る才能をPerfumeに見ていたんだと思いますし、彼女たちは十二分にそれに応えていると思います。

とグダグダ言いましたが、見てもらえばおれの言わんとすることもご理解いただけると思います。
今リリースされているPerfumeのアイテムの中では、Complete Bestと並んでマストバイだと思います。

posted by インサック at 23:40| バンコク ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月11日

perfumeニューアルバム発売決定。

4/16だそうです。

ポリリズム以降のシングル、「チョコレイト・ディスコ」、「Twinkle Snow Powdery Snow」、そして中田ヤスタカの書き下ろし7曲とのこと。
中田さんがどんな新曲を作ってくるか楽しみです。
シングル曲以外は、前衛と大衆のギリギリを狙ったきわどい曲になることを期待しています。

しかし、ということは未だ音源化されていない「カウンター・アトラクション」「イミテーション・ワールド」は収録されないのでしょうか?
いい曲なんだけどなあ…



カウンター・アトラクション





イミテーション・ワールド




関係ないけど、のっち(ショートカットの子)のお父さんは39歳だそうですよ…


posted by インサック at 02:41| バンコク ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月05日

Noi Sengsourigna / a dream of rainbows

noi.jpg

何と形容すればいいのでしょう。



ラオスで買ってきたNoiという女性シンガーのCDです。
店頭には他のCDも並んでいたので、一応それなりに認知されている人なんだと思います。

ジャケット写真の解像度がいまいちですが、それは元々の印刷レベルが低いからです。
印刷レベルってその国の国力を如実に表すような気がします。

音楽ですが、基本的に打ち込み無しの素朴なバックにノイさんのゆったりとしたヴォーカルが乗るという、非常にほのぼのとしたものです。
楽器の編成はルークトゥンというかモーラムというか、所謂あのへんの音楽に近いのですが、アレンジはモーラムほどこてこてではありません。
アップテンポの曲になると、うっすらモーラム風味もありますけど。

強いて言うと、20年前くらいのタイの歌謡曲みたいな感じ。
っておれも昔のタイ歌謡曲をちゃんと聴いたことはないのですが、ランナムあたりのイサーン飯屋でタイ人のおっちゃんがカラオケの機械に5バーツ入れて歌っているような感じの曲です。
わかりにくいですよね。
とにかく、今のタイポップとも、世界的な潮流とも全く無縁な、かと言って所謂「ワールド・ミュージック」と呼ぶには薄味な、何とも形容し難い音になっております。
ノイさんのヴォーカルも、なんか「ちょっと歌がうまい素人」という感じで、何とも。

特筆すべき点としては、1曲全部日本語詩の曲があります。
曲としては、小林明子の「恋に落ちて」みたいな感じです。
タイでは日本のポップカルチャーは「かっこいい」ものという共通認識がありますが、ラオスではどうなんでしょう?
「タイでイケてると言われている日本」
ていう感じなのかな?
ラオス旅行中には、日本人だからと言って特に歓待された記憶はないのですが。
そして、最終曲は、それまでのまったりほのぼのした雰囲気から一変、不穏なイントロから始まるハードロックかつ英語詩の歌で、サビでは「ヴィエンチャ〜ン!」と絶叫する異色の曲。
サビはラオス語で意味はわからないのですが、英語詩は
「美しい森と川の町、以前はビエンチャンと呼んでいた」
みたいな内容なので、
「今は変わってしまった」
みたいな、昔の古き良きヴィエンチャンを偲ぶような歌なのかな?よくわかりませんが。






posted by インサック at 23:35| バンコク ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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