2009年08月01日

Personz / Precious?

PRECIOUS?(紙ジャケット仕様)
PRECIOUS?(紙ジャケット仕様)PERSONZ

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古い。でも古くない。



現在も活動中のPersonzの5枚目のアルバム(1990年)。
当時かなり好きなバンドのひとつでしたが、このアルバムが完成形だったと思います。
この後のアルバムは、悪くはなかったと思いますが、リスナーからすると「終わったドラクエのレベル上げ」的に見えていたかも?

今聴いて思うのは、演奏がうまい。
プレイヤーとしての技量は3人ともかなりすごいと思いますし、音楽的な試みも、ポップさを失わずにガンガンやってます。
特にギターの本田毅、彼は本当にすごいギタリストですね。
ブライアン・メイの正統な継承者は、世界中探しても彼じゃないでしょうか?
対してヴォーカルのJILlは、パフォーマーとしては非常に華があると思いますが、純粋にヴォーカリストとしては、他の3人に較べると?というところがありますね。今聴くと音程も不安定ですね。
彼女の歌詞は女のコにはすごく共感できるんでしょうね。
おれは男なので、当時から歌詞的にはそんなに好きではなく、やはりサウンド面でワクワクしていたと思います。

これからしばらくして本田さんはPersonzを脱退してしまうのですが、やはり彼独特のギターサウンドが失われ、楽曲もベースの渡辺さんが全曲書くようになり、安定さは増したもののスリルはなくなったと思います。
なんか、Judy&Maryが、初期は恩田さんの曲が中心で、後期はTAKUYAになったのと同じ寂しさを感じます。
個人的には本田さんの曲のほうが好きだったかな。2人が作った曲がバランス良く配置されるのが、パーソンズの良さだったと思うんですよね。
ちなみにこのアルバム、渡辺6曲、本田4曲、ドラムの藤田2曲、JILL1曲となっております。
藤田さんも味のある曲作りますね。

今聴くとさすがに古く感じるのですが、それは曲やアレンジのせいではなく、サウンドエンジニアリングのせいだと思います。
J-POPでロックをロックらしく聴こえさせるエンジニアリングって、わりと最近なんですよね。90年代前半くらいからじゃないでしょうか?

このアルバム発売からはや20年近くが過ぎ、この時代の音は、新しいリスナーからは、もはや「古い」というより「新しい」と感じるかも知れません。
そういうところを狙ってAi+Bandみたいなプロジェクトがあったのかも知れませんが。
でも、懐古ではなく、真剣に80年代の日本のロックバンドのリバイバルは有り得ると思いますよ。



シングル曲「MAYBE CRAZEE -I Love You-」。
これで完成形じゃないですか?



posted by インサック at 14:21| バンコク ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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