2010年12月11日

BUMP OF CHICKEN / FLAME VEIN

FLAME VEINFLAME VEIN
BUMP OF CHICKEN

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中二病と嗤うことはたやすい、しかし本当にそう思う?



BUMP OF CHICKENのデビューアルバム(1999年)。
演奏やアレンジは粗削りですが、藤原君の作詞・作曲・歌唱力はユグドラシルと遜色ない、驚くべき個性&クオリティ。
デビュー時でこの才能、この人やっぱり天才ですね。

Amazonのレビューを見ると、最近のBUMPよりこのアルバムやセカンド「THE LIVING DEAD」の頃のほうが好き、という人も多いみたいですね。
なんかわかる気がします。
佐野元春ファンにとっての「Back to the street」みたいな感じでしょうか。
今の姿と比較すると未熟だけど、方向性をしっかりと指し示してしるというか。
常々、音楽家や小説家は「処女作に向かって成長する」と思っていて、いつかBUMPもスケールアップした「FLAME VEIN」を作り上げるんじゃないでしょうか。

藤原君は本当に才能あふれるアーティスト(絵を除く。ごめん。)だと思いますが、最も才気を感じるのは作詞です。
ある意味青いというか、中二病的な部分もあるのですが、言葉の選び方や情景描写力にはすごいセンスを感じるし、40過ぎのおっさんの胸にもグサグサささります。
このアルバムで言うと、「バトルクライ」の

これが僕のいるべき戦場
覚悟の価値を決める場所

というフレーズには、今のおれの境遇と相まって激しく感動しました。
おれの場合は、やっぱりかなりの覚悟を持ってタイに移住したという経緯と共鳴したわけですが、このように、いろんな人の経験と共鳴する詩をかける才能(これはポップミュージックとして非常に大事なことだと思います)を、彼は持っています。

作風的には、歌詞の前半で、曲のテーマとなる感情や衝動が起こるシチュエーションを、かなり細かく描写し、サビではその感情を見事に表したフレーズを持ってくる、という構造が多いです。
これにより、聴き手はよりリアルに感情を共有できるわけです。

まあロックという音楽自体が中二病みたいなもんだし、ロック好きっていうのは多かれ少なかれ中二なんだと思います。
でもその中に、本当に感動するものがあったりするのも事実です。

posted by インサック at 13:31| バンコク | Comment(7) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月04日

Perfume / ねぇ

ねぇ(通常盤)
ねぇ(通常盤)Perfume

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いつもながらのクオリティには頭が下がります。



日本から来た知り合いの知り合いの方に買って来てもらいました。

いつも通りのPerfumeクオリティ。
商品としてのクオリティをきっちり守りながら、音楽としての冒険心や「おっ」と思わせる仕掛けもしっかり入れて来る、この姿勢が、Perfumeがアイドルファンから音楽オタクまでを引きつけて止まない理由ではないでしょうか。

今回もすごいです。
3人の声のかわいさや流麗なメロディーを油断して聴いていると、フックにガツンとやられます。
「ねぇ」で言えばサンプリングボイスを駆使したルーディメンツっぽい間奏とか、New OrderのPerfect Kissっぽいパーカッションとか。
つうか、この曲PerfumeのPerfect Kissじゃね?
「FAKE IT」では鳴り続けるビープ音とか。
インストゥルメンタル版を聴くとさらによくわかります。

これも毎回すごいと思うのですが、インストが全く別の曲として成立しています。
ヤスタカはほんとすごい才能だし、丁寧に真面目に仕事する人だと思います。


posted by インサック at 13:17| バンコク | Comment(1) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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