2008年09月25日

Dayang / Kasih

dayang_kasih.jpg

島の名盤です。



先日東マレーシア(ボルネオ)のグヌン・ムル国立公園というところに行って大自然に驚愕してきました。
コタキナバルからムルに行く途中、ミリという町で飛行機を乗り換えたのですが、その時に買ったCD(2005年)。
ダヤンのこのCD、Dayang Sayang Kamuの後にリリースされたことは知っていたのですが、長らく入手できずにいました。
しかし、さすがダヤンの故郷サラワク州のCD屋、長年探していた(と言ってもたま〜に通販サイトをのぞくくらいですが)このCDもちゃんと置いてありました。ありがとうミリのCD屋!

アルバム収録曲の半数はマレーシア近代音楽の父P・ラムリーの曲で、後の半分は「Copyright Controlled」と書いてあります。
これは「作曲者不詳だけど、著作権はどっかの企業とか国とかに管理されています」という意味だと推測しているのですが、英語的にはどういう意味なんでしょうか?

ともあれ、往年の名曲をダヤンがクラブシンガーのようにムーディーかつエレガントに歌う、というコンセプトのようです。
アレンジは、誤解を恐れずに言えばSadeみたいな格調高い大人のジャズ・ソウルテイスト+ラテン主体。何曲かはレトロなアレンジになっており、むせびなく濃厚なマレー歌謡を堪能できます。

このように、昔の曲をジャズ/フュージョン/ソウルを基調としたトーンでリアレンジすると言うのは、Sheila Majidの「legenda」と同じコンセプト、とも言えますが、SheilaもDayangも、ラムリーの曲のマジックなのか、シンガーとしての本質的な部分が最も良く出ていると思います。
逆に、こういうスムーズなトラックだと、ヴォーカルの個性が確立されてないと、箸にも棒にもひっかからない感じになる可能性大だと思います。

しかし、このアルバムのバックの音はすごく良く作られています。
バンドアンサンブルがすごくかっこよくて、楽器を弾く人だと更に楽しめるんじゃないでしょうか。所謂「バンドの音」です。

シティちゃんが結婚である意味「あがり」になった今、真にマレーシアを代表するシンガーは彼女じゃないでしょうか。
少なくとも、「Dayang Sayang Kamu」以降の3枚はいずれも素晴らしいクオリティだと思います。

しかし、今回ボルネオに行って感じましたけど、半島マレーシアとはほとんど別の国ですね。英語通じにくい(マレー語メイン、次いで中国語)し、州間の移動でもイミグレあるし。
ダヤンもサラワク出身ということで、半島の人からするとちょっと距離感あるのかな?



「kasih」からの曲が見つからなかったので、「Dayang Sayang Kamu」から「Kau Pergi Jua」。
ちょっとマレー歌謡入ってます。

posted by インサック at 23:53| バンコク ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | マレーシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
きのうは堪能したの?
Posted by BlogPetのポンサック at 2008年09月26日 13:00
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