熱いっす!
堅調にアルバムをリリースするPanatdaのニューアルバム(2008年)。
彼女も97年のデビューからもう11年、立派なベテラン歌手ですね。
初期の清楚なたたずまいから、かなりセクシーなイメージになりました。でもまだ29歳。
パナッダーのディスコグラフィー(HAPPY BIRD DAY様)
歌のほうも、初期の丁寧で控えめな歌唱と比較すると、かなり芸の幅が広がった気がします。
初期の独特の透明感もすごく魅力的でしたし、今の堂々とした歌も好きです。
今回は前作・前々作と同じ路線の、所謂王道タイポップスです。
タイトルにナンバリングが付き始めてから、明らかに芸風がメジャー指向に変わった気がします。
前々々作が過渡期という感じでしょうか。
今回はさらにエモーショナルになったというか、熱いヴォーカルが聴けます。
初期のころは考えられない曲調ですね。
とは言え、アルバムの曲は、王道タイポップスをベースとしながらもバラエティに富んでいて、元々卓越した歌唱力を持つパナッダーは、どの曲もしっかり歌えており、かつ自分の個性を殺すことなく、歌手としていい仕事をしています。
前のアルバム評でも書きましたが、彼女には新しい音楽の地平を切り拓くラディカルな要素は全然期待していなくて、音楽的にはコンサバなくらいの音で、しみじみしたメロディーを、よくコントロールされた絶妙な歌唱で歌ってもらえれば、それでおれは幸せです。
そういう意味でこのアルバムは満点。
ただ、同じ路線が3枚続いたので、自作あたりではもう少しコンテンポラリーな音(洋楽オリエンテッドな音)で聴きたいなあ、という気はします。
前々作収録のR&Bナンバー「No.1 lady」も、すごく良かったですし。
またしてもこのアルバム収録のPVが探せなかったのですが、
その「No.1 lady」はこちら。



