良くも悪くも想像通り。
2005年のデビューがいきなり大ヒットになったセニョリータ、当時は女の子6人組のグループでしたが、ヴォーカルのNoey(ヌーイとネーイの中間の発音です)のソロアルバムです(2008年)。
ジャケットは地下鉄で撮影されてますね。
そういえばBTS(バンコク市街を走る高架鉄道)が開通した時、Niece!がやっぱりBTSで撮影してましたね。都会の象徴なんでしょうか。
当時おれはセニョリータがすごく好きで、かなり繰り返し聴いていました。今でもたまに聴き返します。
ということで、Noeyちゃんのソロは待望だったのですが、セニョリータのアルバムの素晴らしさはある意味奇跡で、あれ以上のものは作れないんじゃないか?という不安もありました。
で、聴いてみたのですが、まあやはりセニョリータのアルバムは奇跡だったんだなあ、と思いました。
Noeyのこのアルバムは、基本的にセニョリータ路線の延長線上にあり、そういう意味では想像通りなのですが、何と言うか「二番煎じ」的な印象です。
職業作曲家が「セニョリータみたいな感じの曲」と発注されて、お仕事的に作った感じというか。
それでも、セニョリータの「素朴なポップスにルークトゥン的なセンスがミックスされている感じ」はかなり再現されてます。
個人的にもこういう路線(他にはTe Papaとか)は大好きですし、タイ的にも売れるんじゃないかな。
Noeyのキュートでそこはかとなくエロいヴォーカルも健在です。
ていうか、歌はまっとうにうまくなっていて、セニョリータにはなかったスケールの大きいバラードなんかもしっかり歌ってます。
あと、少しふくよかになりましたね。
でも、セニョリータ時代の「歌がうまい素人」みたいな感じのほうがグっと来たかもなあ。
これはパナッダーの過去と現在にも通じますが、テクニック的に上達することによって失われる味ってあると思うんですよね。
どっちがいいかはいろいろですが、Noeyに関して個人的に言うと、前のほうが良かったかなあ。
流行り廃りの激しいタイ音楽業界ですが、願わくばダーちゃんのように、バンドが無くなってもコンスタントに活躍して欲しいです。
アルバム1曲目、Hoo mai trong kub ta。
こちらはSe'norita、やはりアルバム1曲目で大ヒット曲、Miss Call。
似てますよね?



今年のタイフェスに来日しましたね。
本人いわく自分のイメージと違うことに挑戦してみた。。。ということらしいですよ。
生で聞くと歌のうまさにかけては相当なものがあるように思いますが。
なるほどー。
タイフェスは別の用事があって行けなかったのですが(というか、毎年すごい人なので、行く気が失せる部分もありますね)、歌はうまいんでしょうね。華もあるんだと思います。
このソロアルバムがダメだということはないのですが、やはりセニョリータが素晴らしすぎたという感じですね。