あとは楽曲の品質向上を。
デビューアルバムがいきなりブレイクとなったエンドルフィン、早くも2枚目のアルバムが出ました(2005年)。
デビューアルバムは、ダーちゃんのヴォーカルはすごくいいなあと思ったのですが、後の要素がいまいちだったことは否めません。
で、今回ですが、音的にかなりしっかり「バンド」になっていてちょっとびっくり。
もっともっとワザ(演奏テクにしても音作りにしても)を磨いていただければうれしいですね。
ダーちゃんのヴォーカルは今回も冴え渡ってます。ますます深みとエモーショナルな魅力が出てきたと思います。
ただ、ロック色の強い曲ではすごくハマっててかっこいいのですが、この必殺パターンを外すとちょっと違和感ある、というか、いろんなパターンの曲を器用に歌いこなすというのはちょっと苦手みたいですね。
このアルバムの中に男性歌手とのデュエットがあるんですが、その曲で特に感じました。
まあまだ若い子ですし、「声力」では近年稀に見る逸材だと思いますし、今後に期待したいと思います。
あと、楽曲がいまいち、ていうか、「よくある」感に満ちているように感じます。
タイの音楽マーケットでは「どこかで聴いたこのがあるような歌」というのはヒット曲になりやすかったりもするのですが(笑)、おれのような外国人からすると、どうしてもマンネリ感というか新鮮味がないというか…
芸能色が強い歌手だったらそんなに感じないと思うのですが、仮にもバンド形態でやってるんだから、売れ線からはみ出してもガツンとした音を聴かせて欲しいです。
ただ、けして悪い曲ではないと思うし、このアルバムも再聴に耐えうるクオリティは持ってますし、過去1回聴いて二度と聴いていないタイポップスのCDに比べれば、全然いいと思いますけどね。
1枚目〜2枚目の成長ジャンプアップ幅としては非常に大きかったので、3枚目ではさらにびっくりさせていただきたいと思います。
「サイアム系で行こう」のエントリ
「タイで想う日々」のエントリ


