どこまで本気(マジ)なのか?だがそれがいい。
インドネシアのロックバンドNaifの5枚目のアルバム(2007年)。
「くだらない」日本語アナウンスに続き、昔のテレビ番組のテーマソングをモチーフにしていると思われる曲が始まります。
なんとなく70年代な感じ。と言ってもいわゆる「70年代ロック」ではなく、バラエティ番組のオープニング的なノリです。
このノスタルジックな雰囲気はアルバムを通じて感じられるもので、インナーも各局を昔のTV番組風にレイアウトしてたりして、明らかに「狙って」作られたコンセプトアルバムなのですが、これを洒落でやっているのか本気なのかがわかりません。
見た目もこんなだし、勘違いしている可能性も高いのかな?と思ったのですが、またインドネシアなので楽曲のレベルが高い。それでよけいわからなくなります。
たぶんわかってやってるんだよね……
こういう一見くだらないコンセプトを、音楽的才能を駆使して徹底的に「やりきる」姿勢はThey Might Be GiantsやParokya ni Edgarに通じるものがありますね。
全編レトロなトーンで統一しながら、切ない曲から軽快なポップチューンまでバラエティに富んだ楽曲を展開している音楽的手腕は凄いと思いますし、やっぱ曲がいいんですわ。
2曲目「Di Mana Aku Di Sini」。
これなんか、すごい名曲だと思います。
