2008年06月01日

Silly Fools / THE ONE

sf_theone.jpg

自己模倣に陥っているような気がしました。



Silly Foolsの最新フルアルバム(2008年)。
2007年に英語詩のミニアルバムをリリースしていましたが、今回はタイ語版・英語版・DVDがセットになった豪華版です。
新ヴォーカルBenの加入は、Sillyの海外進出(Benは米国出身)を指向していたことも大きかったようですから、欧米でも発売されるんだと思います。そのための英語版かな?
ミニアルバムはamazonでMP3のみ販売されているみたいです。

今回はベースのランがかなり音楽的リーダーシップを取って制作されたようで、クレジットには彼の本名「Thewarit Srisuk」が多くクレジットされています。
で、内容は、なんかToe在籍時のSillyを他の人が真似してる感じ。
メロディーラインが似すぎているような気がするんですよね。ミニアルバムの時はあまり感じなかったのですが。
あの独特のメロディーラインは、HANGMANを聴けばわかるように、Toe君の才能だと思いますし、新Sillyがそれに似せようとしているように感じます。
また、楽器のアレンジがちょっとおとなしいというか、かつての神経症的な細かいアレンジは見られません。
曲調もよく言えば壮大、悪く言えば大味な印象。
このへんは米国市場対策かなあ、とも思いますが、あのスリルあふれる各楽器の応酬がSillyの大きな魅力のひとつだったと思うので、残念ですね。
しかしこういう、米国ではある意味凡庸な音で成功できるのかなあ…という気もしますね。
とは言え、旧Sillyの雰囲気を残す曲もあるし、ずっと聴き続けてきて、かつ日本人であるおれには計り知れない魅力がメリケンの若者を惹きつけるのかも知れません。
ていうか、米国の若者はこんなロックロックした音楽じゃなくてヒップホップ聴いてるんですよね。ということは白人のおっさんがターゲットか。ジャーニーとか聴いてる人たち。
う〜んそれは苦しいかもしれんなあ……

あと、英語版のほうがすんなり聴けます。
これはやはりBenの母国語が英語だからでしょうね。
タイ語版は、タイ人が聞くと英語なまりのタイ語なのかなあ。おれにはよくわからないですが、



アルバム3曲目「Ngo」(英語タトル「Enough」)。
Limited Editionに入っていたDVDは日本のプレイヤーでは再生できませんでした(涙)。

posted by インサック at 14:57| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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