2008年06月05日

Foo Fighters / Echoes, Silence, Patience & Grace

Echoes, Silence, Patience & Grace
Echoes, Silence, Patience & GraceFoo Fighters

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奴らはロックを裏切らない。



Foo Fightersの最新アルバム(2007年)。

彼らのアルバムを聴くたびに、ロックの素晴らしさを痛感します。
ロックミュージックというジャンルは、昔からいろいろな要素を取り込みながら細分化されてきました。ハードロック、グラムロック、パブロック、パンク、ヘヴィメタル、メロコア、ミクスチャーなどなど。
それぞれのジャンルで素晴らしいミュージシャンはたくさんいると思いますし、その雑食性こそが大衆音楽としてのロックの醍醐味だと思いますし、おれ自身も「雑種」は大好きです。

フー・ファイターズは、ロックバンドとしてはかなり「純血種」な部類だと思います。流行を取り入れたり(ラップしたりとか(笑))したことはないですし、全く新しい方法論を提示したこともない。
中心人物のデイヴ・グロールはNirvanaのドラムだった人ですが、フーファイの音楽も基本的にはNirvanaの延長線上にあると思います。
Nirvanaは、まさに発明だったと思いますが、カート・コベインの陰鬱なキャラクターが個性の核になっていたのに対して、フー・ファイターズはデイヴのキャラクターもあってか陽性ですね。
しかしNirvanaの革命的アルバム「Nevermind」がリリースされたのは1991年。それから17年の月日が経っていることを考えれば、Foo Fightersが懐古バンドと思われても仕方がないかもしれません。

しかし、彼らはいつでも、懐古ではない、現在進行形のロックを奏で続けています。
このアルバムでも、2008年の今、最もロックな音を体現していると言っていいでしょう。
これがとても難しいことで、普通に何も考えずやったら、それこそ
「今更Nirvanaはねえだろう、ゲラゲラ」
となりかねないと思うのですが、そうはならない。
このような素晴らしいロックアルバムは、デイヴ・グロールの高い作曲能力、最新の注意と技術によるプロデュース、メンバーの音楽に対する「Attitude」、演奏力、その他もろもろの要素が奇跡的な高次のバランスで昇華されて始めて作れるんだと思います。
もう神の領域と言ってもいいかも知れません。

特にこのアルバムでは、前作の2枚組「In Your Honor」で試みたアコースティックなアプローチをより血肉化したというか、アコースティックでもロック。ハードな曲と一緒に聞いても違和感ないテンションです。
もう「大御所」と言っても過言ではないポジションにいながら、コンスタントにアルバムを発表し、それがものごっついクオリティでロックに対するあふれんばかりの愛情が実感できる。
こんなバンド他にないでしょう。素晴らしい!
デイヴ・グロールは神!!



アルバム1曲目にしてシングル曲「The Pretender」。
これをロックと言わずして何がロックと言えようか!!

posted by インサック at 23:25| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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