2009年01月24日

Haifa Wehbe / Habibi Ana

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これまた意外な傑作!



レバノンの女性歌手ハイファのサードアルバム(2008年)。
2005年にリリースされた前作は持ってるんですけど、うちのブログではレビューしていませんでした。
のぶたさんのブログで詳しく紹介されています。
当時、ルビー、マリアマルワ等のセクシー、というよりエロい女性シンガーが多数ブレイクしていたのですが、音楽的にはどうということはない人が多く、ハイファもそのうちの一人、くらいの認識でした。
実際、前作は音楽的クオリティよりもエロいことに優先度がおかれた作りのアルバムでした。

今回は、エロさ爆発の写真と共に、
「いろいろ経験をし、アーティストとして、シンガーとして成長しました」
みたいなハイファのコメントがあります。

へー自信あるのかなあ、と思いつつ聴いてみたら、前作は何だったの、というくらいの様変わりよう(いい意味で)。
まずリズムの音色が、テクノ系です。
「上モノ」は普通のアラブポップスですが、リズム系の音色が非常にソリッドになっていることにより、心地よい緊張感が生まれています。
その他にも、最新のテクノに通じる音使いが多く、アラブなメロディーと融合させるアレンジが緻密。特にリズムのアレンジが繊細。ムハンマド・ムニールみたいと言うとほめすぎ?

そしてハイファが、普通に歌っている!
けして上手くはないのですが、以前の歌ってんだか媚びてんだかわからないようなヴォーカルとは全然違います。
楽曲の質も上がってます。音楽そのものを聴かせようとしています(まあ、本来それが正しい姿ですけど)。

全15曲60分超、質・量ともに聴き応え十分な力作です。



7曲目「Metakhda」。
一時期の安室奈美恵ばりの渋いアレンジにPefumeばりのヴォーカルエフェクト。かっちょいいです。


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2008年12月14日

Asalah / Ady

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力強く、美しい。



シリアの女性歌手アサーラの2005年のアルバム。
Asala、Assalaとも表記されるみたいです。

けっこう昔から活動している人みたいで、名前は知っていたのですが今回初めて聴いてみました。
音的にはオーソドックスなアラブポップスで、西洋化はあまりされていない感じです。
ナンシー・アジュラムナワール・ゾグビーよりもダイアナ・ハッダードナグワー・カラムに近い、保守的な音ですね。

アサーラの歌声は、ハスキーで倍音多目、力強くどっしりしたトーンがベースなのですが、高音部の伸びと絶妙のタイミングで繰り出されるスリリングなアラブ小節が素晴らしく、いいコントラストになっていると思います。

推測ですが、やはりこういう王道ぽい音で歌うからには、しっかりとしたテクニックが要求されるんでしょうか?
ナンシーやナワールが歌が下手とは思いません(というか、すごくうまいと思います)が、アラブ伝統歌謡に要求される「テクニック」というのは、単純な歌唱力の良し悪しではなく、何かもっと別のものなのかも知れません。宗教音楽に通じる何かかな?


アルバムタイトル曲「Ady」のライブ映像。
画質は悪いですが、CD以上の感情爆発で圧倒されます。

posted by インサック at 22:33| バンコク | Comment(0) | TrackBack(0) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月13日

Samira Said / Ayaam Hayati

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間違いないっす。



モロッコ出身の女性歌手、サミーラ・サイードの最新アルバム(2008年)。
この人は歌がすごくうまく、声質にすごく特徴があるので、よっぽど変な曲じゃない限り、作品としての完成度はまず保証されるという感じです。

「よっぽど変な曲じゃない限り」と言いましたが、このアルバムの曲はかなりクオリティ高いと思います。
抑制されたアレンジがサミーラの歌を一層際立たせていて、大人な音作り。
こういう音数を抑えたアレンジは、彼女のヴォーカルスタイルには合っていると思います。声を聴きたいですから。
バッキバキの打ち込みに乗ってても、スリルがあってかっこいいですけど。
やはり「間違いない」アーティストであるナワール・アル・ゾグビーの「Toul 'Omry」に通じる、ダンサブルでありながらもしぶいセンスです。

サミーラのケロケロした鳥っぽい声質で完璧な発声・音程・こぶし回しで歌われると、なにか重要な神託を告げられているような気分になります。歌詞の意味は全くわかりませんが。
元々アラブでは(アラブに限らず?)、芸事というのは、古代には神からのお告げを人々に伝えるような意味合いもあったのでしょうから、そういう意味では音楽の成り立ちに忠実とも言えますね。



9曲め「Hob mayous menoh」。
いつまでも若く美しい人ですね。

posted by インサック at 14:37| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月17日

Nancy Ajram / Betfakkar Fi Eih?

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次のステージへ。



ナンシー・アジュラムさんのニューアルバムです(2008年)。
今までは天真爛漫なイメージでしたが、今回はヴィジュアルがぐっと大人になりました。ダイエットしたのでしょうか、シャープな顔立ちです。

前作はかなり保守的になった印象だったのですが、近作はベタさも残しつつ、音楽的な冒険にも挑んだ意欲作ではないでしょうか。
1曲目のタイトル曲は、アラブポップスでは珍しく、ディストーションギターがリフの骨格となるナンバー。
アラブのミュージシャンも、さすがに西洋ロックの楽器の扱いには慣れていないのか、板に着いていない感はありますが、その挑戦は賞賛に値すると思います。

他の楽曲も、バラエティに富んだ曲調の中にもキャッチーなフレーズは忘れないという、手間隙かけたアルバムだと思います。
お約束なアラブポップもありますが、トータルのクオリティとしては彼女の大ヒットアルバム「Ah w Noss」に匹敵すると思います。
違いは、やっぱり大人っぽくなっていることでしょうか。
今までのナンシーのスタンスは、結局アイドル歌手だったと思うのですが、このアルバムからは単なるアイドルからNawal Al Zoghbiのような本格派エンターテイナーへの道を踏み出した感があります。
がんばれナンシー!



タイトル曲「Betfakkar Fi Eih?」
冒頭でナンシーがギターを弾いてますが、しっくりこねえ〜。
まさか本当にナンシーが弾いてるんでしょうか?


posted by インサック at 14:08| バンコク ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月08日

Myriam Faris / Bet'oul Eih

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「完璧」なアラブポップス。



ミリヤム・ファーリスの新譜(2008年)。
前作はディスコ調の曲が多く、ちょっとやっつけ感も漂っていたのですが、今回は王道アル・ジール。
まあディスコソングもあるのですが、むしろ「普通の」アラブポップスに近い曲のほうが多いです。
しかもけっこう練りこんだサウンド・プロダクションになってます。
曲そのものはどこかで聴いたことのある感じなのですが、アレンジ、それも楽器の音色よりも音響的(低音〜高音のバランス及び音圧)にかなりいい感じで、聴いてて気持ち良いです。
ミリヤムの歌も上手になってますし、現在のアラブポップスの要素を網羅した楽曲群といい、革新的な要素はないのですが、ある意味「完璧」なアルバムだと思います。
アラブポップス特有の下あごを出して歌っているような感じ(小松政夫唱法と勝手に名づけています)が少なくなっているのも、日本人からするとポイント高いかな?

また、この人すごくフォトジェニックですよね。
写真うつりにムラがあり、このジャケット写真ではわかりにくいですが
、中に入っている歌詞カードの写真はかなりかっちょいいです。
これですが。


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アルバム最終曲「Moukana Wein」。
ミリヤムって、「中身詰まってる感」がありますね。


posted by インサック at 13:45| バンコク ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月26日

Diana Haddad / 2006

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姐さん貫禄。



発売とほぼ同時に購入していたのですが、なぜか2008年に紹介することになってしまいました。でも今のところダイアナ・ハッダードの最新アルバム(2006年)。
1曲目「Mas Wi Loli」はライの大御所ハレドとのデュエット。
サミーラ・サイードとシェブ・マミのデュエット曲「Youm Wara Youm」を彷彿とさせます。
ていうか、のぶたさんも指摘してますが、ちょっと似すぎてませんか(笑)?

まあこの曲は企画モノっぽいのでいいとして、その他ですが、相変わらずのディアナ節、というか、非アラブ圏の人間からするとちょっと垢抜けない感じがします。
NancyとかNawal(新譜出たみたいです)のような、西洋的な音楽センスを多分に取り入れているアーティストと較べると、アラブ的な感性の純度が高く、例えて言えばNajwa Karamの系譜に連なる人なんだと思います。
こういうの、アラブの人は好きなんだろうなあ。なんか貫禄というか、安定感というか。
もちろん歌唱としてもゆるぎない磐石さを感じます。逆に言うと、様式美という名のマンネリでもありますが、「変わらない」ことの価値、というのもありますよね。

で、おれは基本的にはどんどん変化していくアグレッシヴでパンクな人が好きなのですが、ダイアナも好きだな。美人だし。
ていうか、やっぱアラブポップスを聴く理由って、アラブ的なものを求めているわけだから(少なくとも非アラブ人であるおれは)、いきなりどファンクとかどエレクトロニカとかやられても逆に興ざめなんですけどね。


1曲目のハレドとのデュエット。





ご参考まで、サミーラ・サイードとシェブ・マミの「Youm Wara Youm」。
こちらはまごうことなき名曲だと思います。




posted by インサック at 23:53| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月01日

Nawal Al-Zoghbi / Yama Alou

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アラブポップス入門に最適。



アラブポップスを代表する女性シンガーの一人、ナワール・アッゾグビーの現時点での最新アルバムです(2006年)。

この人のアルバムは、とにかくアラブポップスのトレンドのど真ん中を切り取ったようないわゆる「売れ線」をベースに、欧米のポップスやラテンやアラブ伝統音楽のエッセンスを絶妙に取り入れつつ、音楽的にマニアックなアレンジもちらほらあったりして、本当に「お得」なアルバムです。少なくともおれが聴いたものは。ほとんど聴いてますが(笑)。

今回もその王道路線はゆるぎないもので、全曲どこかしら聴きどころがあるスキにない作りとなっています。
インナーではナワール自身が
「このYama Alouというアルバムは、私の今までのアルバムとは違い、より深い歌詞と、最近の(一般の)曲にはない、洗練されたオリエンタルなフレーバーによって作られています」
みたいなことを言っているのですが、異邦人のおれにとってはあまりわかりませんでした。歌詞などわかるわけもないし。
まあ若干歌い方にアラブ色が強く感じられるかな、という感じでしょうか。
でも、いい意味でワンパターンでいいと思うんですよ。とにかくこの人のアルバムは絶対楽しめるし、安心して聴けるというのは素晴らしいことだし、そういうアーティストは絶対必要だと思います。
日本だとサザン、タイだとトンチャイ、インドネシアだとクリスダヤンティ、そしてアラブポップスだとナワール、って感じでしょうか。

おれが初めて聴いたアラブポップスはナワールだったんですが、それからいろいろなアラブのアーティストを聴いて、またナワールを聴くと「やっぱいいな〜」と思います。アラブポップスの基本的要素が全て詰まってるような気がします。

アルバムの最後に、往年の大歌手(なんでしょうか?)"Al-Andaleeb" Abdul Halim Hafezに捧ぐ9分の長い曲が入っているのですが、これだけ異質で、宗教的な印象を受けました。ナワールの新たな一面を見たって感じです。
posted by インサック at 22:49| Comment(1) | TrackBack(0) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月28日

Angham / Bahibak.. Wahashteeny

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再びまいりました。



エジプトの女性歌手、アンガームのサードアルバム(2005年)。
前作が非常に素晴らしかったわけですが、これもまた素晴らしいです。
何が素晴らしいかというと、まずはアンガームのヴォーカリゼーションが素晴らしいです。
せつせつとしながら歌い上げず、抑制しながらスムースに流れる。
細かいフェイクに彩られた彼女の歌声は、とても美しいと思います。
バックの音は、現在のアラブポップスの売れ筋(NawalDianaNancyとか)をそれなりに踏襲していますが、生楽器成分が多少多め。しかも昔のヨーロッパっぽいというかクラシックぽいというか、何となくファイルーズを思い起こさせるレトロさがあります。
これがまたアンガームの声とマッチしています。個人的にはもっとアコースティックなアレンジで聴いてみたい気もします。

売れ筋王道アラブポップスもいいのですが、こういう芸術性が高い感じの歌もいいです。

しかしこの人、どんな顔してるのか未だにわからない。
アルバムによってルックスの変化が非常に激しいです。

posted by インサック at 13:09| Comment(2) | TrackBack(0) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月13日

Amr Diab / Allam Alby

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アムルはすごいと思いますよ。



少し前にエジプト人と思しき方から「偉大なアムルを『おっさんアイドル』と呼ぶな!」とお叱りを受けてしまったのですが、そのアムル・ディアーブの2003年のアルバムです。
初めに断っておきますが、アムル・ディアーブはトータル的にすごく優れた音楽を作る人だと思いますし、老若男女を問わないポピュラリティーを獲得しているエンターテイナーとして、おれは非常に高く評価しています。
似たポジションにいる人に、タイのBirdことトンチャイ・マッキンタイアという人がいますが、両者とも、もう好き嫌いを超越して評価せざるを得ないステージにいると思います。

この次のアルバム「Lealy Nahary」が出た時に、
「前作(=このアルバム)のほうが良かった」という意見をいくつか見かけたような記憶があるのですが、なるほどこっちのほうがいいです。
なんと言うか、青臭い表現ですが「魂こもってる」というか、どの曲にも圧倒されるというか、圧力を感じます。
と言っても、曲としては別に重苦しいわけではなく、むしろアラブポップスの中でもかなり聞きやすい部類に入るアレンジがなされているのですが、やはり彼のヴォーカルでしょうか。
想像ですが、アルバム制作時の精神状態がかなり良かったんじゃないですかね、「Lealy Nahary」との比較ですけど。

トンチャイにも共通することですけど、真の意味での「ポップ」を体現し、かつ迫力も併せ持つといいますか。
ムハンマド・ムニールほどアーティスティックではなく、カーゼム・サーヘルほど求道的ではなく、ハキームほどアクはない、しかしそういう消去法の果てで突き詰めた結果が真の「ポップ」である、ということでしょうか。

そもそも音楽の基礎体力がないとこんなんできませんわな。
アムル歌うまい。



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2006年05月10日

Diana Haddad / Akhbar Hilwa

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これいいですね。



「レバノンの美人女性シンガー」は数あれど、そのトップクラスに君臨すると思われるディアナ・ハッダードの2001年のアルバム。

この人のアルバムでは、2004年発売の「Awel Marah」というのを持っているのですが、その時の印象は「濃すぎる」という感じでした。当時はアラブポップスを聴き始めたばかりで、Nancy AjramやNawal Al Zoghbiなんかのほうが正直魅力的に聴こえました。
それから1年半ほどが経過したわけですが、振り返ってみるとNancyのアルバム、特に初めて聴いた「Ah w Noss」というのは本当に良く出来たアルバムだったと思いますし、Nawalの「Eyneik Kaddabin」も優れたアルバムだったんだなあ、と思います。インプリンティングもあるとは思いますが。
で、このアルバムですが、そんな優れたアルバムに匹敵するクオリティだと思います。おれの耳が慣れただけかも知れませんが。

ディアナのヴォーカルは、やはりちょっとくどいというか、王道アラブ的というか、ナグワーおばさん的というか、まあそんな感じなのですが、バックの音もアラブ的で、なかなかいいコンビネーション。
とは言え、打ち込み等の現代的な音作りは随所にちりばめられているのですが、あくまでも限定的であり、印象としては「アラブ歌謡」って印象です。
「Awel Marah」と基本的なトーンはあまり変わらないのですが、あちらがちょっと辛気臭いのに比べ、こちらのほうが楽しげな感じがします。
ヴォーカルもなんかダイナミックでスリリングというか、ぶっとい感じがしますね。
どっちかというと軽やかな印象のNawalと好対照です。

最近はライのスター、ハレドとデュエットしたりニューアルバムを出したりと活発な活動が目立つ彼女ですが、Nawalはどうしてるのでしょうか。って結局Nawalかい!
正直ルックスはNawalのほうがスキです。Dianaはどっちかと言うと西洋人に受けるタイプじゃないでしょうか、顔も声も。
いや、どちらも美人で歌がうまくて素晴らしいと思いますけどね、例えばおれが音楽プロデューサーで、どちらかを日本で売らなきゃ行けなくなったらNawalですね。

…そんな状況におちいることは絶対ないので、どうでもいいんですけど…
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2006年04月11日

Angham / Omry Maak

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いや〜まいった。まいりました。



ま、おれもけっこうな数のアラブポップス聴いてきましたし、もう大体どんなもんか把握したんじゃないっすかね。
ナンシーの最新アルバムも、だいたい想定の範囲内だったしな、まあこんなもんだろ。
と不遜にもちょっと思ってたんですが、ほんとすみませんでした。自分調子乗ってました。

というアルバム、数少ないエジプトの歌姫アンガームの2003年のアルバム。

彼女のふるふると震える細かいビブラート(というか、フェイクに近い)と共に、ハイクオリティ&バラエティに富んだ楽曲群がすんばらしいです。
いわゆる「チャカポコ系」ではなく、印象としてはユーリムハンマド・ムニールの中間くらいでしょうか。ユーリほどベタではなく、ムニールほど格調高くない。ていうか、ユーリくらいベタな曲もあれば。ムニールくらい格調高い曲もある、という感じでしょうか。

アラブの女性歌手って、けっこう腹から声出してる人が多いような印象がありますが、アンガームはどっちかっつうと腹に力入ってない系?ウィスパーまでは行かないのですが、どこか儚げなヴォーカルで、ほろほろと流れて行くのでした。

また曲が秀逸で、シャンソンあり演歌ありど真ん中ポップスありハウスあり、めくるめく音の万華鏡状態。
相当センスあるスタッフで制作したと見た。
特に3曲目の「Arrafha Beya」という曲は、八代亜紀の「船歌」か、というほど演歌テイストの曲なのですが、アルバムの最後がこの曲のリミックスで、これがかっちょいい打ち込みアレンジなんですよ。
これは、相当音楽的スキルがないとできないのでは。

いや〜まいった。アラブポップス恐るべし。

posted by インサック at 22:44| Comment(2) | TrackBack(0) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月11日

Nancy Ajram / Ya Tabtab wa Dallaa

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磐石。



アラブポップスのトップアイドル、ナンシー・アジュラムのニューアルバムです(2006年)。
よくわからないのですが、現在の彼女というのは、タイで言えばタタヤン全盛期、マレーシアだとシティ・ヌルハリザのような、好き嫌いは別として、シーンを代表するような位置にあるような気がします。

で、聴いてみました。
前作、前々作のような超キャッチーな曲はなく、どちらかというとバラード多めの構成。
しかしこのスロー〜ミドルテンポの曲がクオリティ高いです。
しかもアルバム後半になるほど質が上がる構成になっていて、最後のほうはかなりうならされます。ナンシーも歌うまくなってるような気がする。

バックトラックはいわゆる「アラブポップス」でよく使われる楽器群で作られていますし、メロディーもどっちかというとベタで、「新奇性」みたいなものは希薄なんですが、組み立て方がうまい。曲構成もよく考えられてますし、飽きが来ない作りになってると思います。
素材は平凡なんだけど料理の仕方がうまい、という感じ。
あえてこういう保守的な作りにしてきたというのは、ここでナンシーのポジションを磐石のものにしたいということなのでしょうか。
しかし、こちらの想像しているイメージから1ミリたりともはみ出さないこの路線は、どうなんでしょうか?まだ守りに入るには早いような気もします。
個人的には、前作のほうが良かったかなあ…

洋楽的なテイストも適度にありますし、アラブポップス入門編としてもいい感じだと思います。

posted by インサック at 03:36| Comment(8) | TrackBack(0) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月03日

Yuri Mrakadi/Ya Kassi...

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期待しすぎなのかなあ。



前作「Bahibak Moot」が非常に素晴らしかったユーリ・ムラッカディの最新アルバムです(2005年)。
相変わらず「アラブのブライアン・フェリー」とでも形容するべきか、伊達男路線です。

前作は本当に良かった。
一度聴いたら忘れられない「バヘッバク・ムウウット」のサビのリフレインも強烈でしたし、他の曲もかっこよかった。すごく。
で、彼のブレイクしたアルバム「Arabi Ana」も聴いてみたんですが、な〜んかぴんと来なかったんですよ。
「まあデビューアルバムだからかな。最新アルバム=最高傑作という状態なんだろう。次のアルバムは期待できるかな。」と思って今作を聴いてみたというわけです。

悪くないです。けして悪くない。
アラブっぽさは薄めで、むしろ洋楽に近いかも知れない。それは前作でもそうだったし、そこについては不満はないです。
でも、なんか「バヘッバク・ムウウット」に匹敵するインパクトはないんですよね。音はけっこう整理されてて非常に聴きやすいんですが、楽曲そのものの力が足りないというか、作曲にあんまり時間かけなかった感じ、というか。
このアルバムから大手レコード会社のロターナに移籍しているのですが、商業的成功を求められて悪い方向に迎合してしまったような印象もあります。
大半の曲をユーリが作詞作曲プロデュースしているのは前作と変わりませんが、会社からなんか注文されたのかなあ…

前作がおれにとってあまりにもインパクトがあったので、変に思い入れてしまってそう感じているのかも知れません。
そういう期待というか先入観無しに聴けば十分良いアルバムだとも思うのですが、どうしても前作の焼き直しのように聴こえてしまうんですよねえ。

再びインパクトと音楽的冒険心に満ち溢れた音楽を聴かせて欲しいと思います。がんばれユーリ!
posted by インサック at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月19日

Myriam Faris/Nadini

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惜しいっす!

のぶたさんによれば2004年の「エジプト人が選ぶ最優秀女性歌手」に選ばれたというミリヤム・ファーリスの2枚目のアルバム(2005年)。
1枚目はジャケットが垢抜けないので(笑)聴いていないのですが、少なくともヴィジュアル的には別人のように洗練されております。

で、音なのですが、ディスコとアラブの融合です。
この手の音ってパスカルとかハイファとか、よくあるタイプではあります。アラブ音楽と打ち込みって相性いいし。
彼女の場合、その割合がなかなかいい感じ。
加えてラテン的なフレーバーや、なぜかアルゼンチンタンゴ風なフレーズもあったりして、なかなか面白いです。

そういえば、アラブポップスでラテンぽい曲ってけっこう耳にするような気がするんですが、なんか関係あるのでしょうか?

ルビーやハイファ、マリアなんかより歌うまいし、ナンシーより美人(だとおれは感じます)し、ポストナワールになれる人なんかないでしょうか。

ただ、音的に言うと、ナンシーやナワールにちょっと及ばない感じ。
ディスコを基調にしてるというのもあるし、非ディスコ曲もちょっと下世話な感じがしちゃうんですよね。曲のクオリティよりヴィジュアル重視、というか。
これくらい下世話なほうが一般ウケはいいのかも知れませんが、ミックスとか音色のセレクトとか、もうちょっとだけ工夫すればすごくいいと思うんですけどね。
次作に期待です。
posted by インサック at 00:18| Comment(12) | TrackBack(1) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月14日

Shereen/Lazim Ayeesh

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キレてます!



アラブの歌姫シリーン(シェリーン?)の2ndアルバムです(2005年)。
ファーストの「Garh Tani」もかなり好きで、良く聴いてました。
ファーストを聴いてた時はよくわからずに「あ〜なかなかいいじゃん」と漠然と思ってたのですが、アラブポップスをちょっとは聴き慣れた今は、「かなりいい!」に変わりました。
アルバムのクオリティとしてはそんなに変わらないと思うんですが、実力派の貫禄が出てきたような気がします。
今作のほうがスロー/ミディアムが多いのですが、これがいい。
彼女のアラブ唱法とハスキーヴォイスが堪能できます。
また、アラブポップスの特徴でもありますが、バラード(という言い方が適当かどうかわかりませんが)がだるくない。
しかし歌うまいな〜。なんというか緩急のつけ方とか、ちょっと遅れて歌い出すところとか、微妙にシャープする音程とか、全て意図的に自信を持ってやってる感じがします。そしてそれがかっこいい。自由自在ですね。キレがある。

あと、やはり楽曲と録音とアレンジがいい。前作でも感じたのですが、粒ぞろい。
いいスタッフに恵まれてるんだと思います。ナワールナンシーに並ぶ「今のアラブを代表する歌姫」と言えるんじゃないでしょうか。
ハイファとかマリアとかマルワとかルビーとかとは一線を画す人ですね。当たり前か。

余談ですが、アラブの女性ってグラマーな人多いですね。シリーンのジャケットも谷間がすごいことになってます。
ベリーダンサーも豊満じゃないとかっこつかないもんなあ。そういう価値観・美意識なんでしょうね。ナワールなんてすっごい細いほうなんだろうなあ。タイだと骨太の部類でしょうけど。

のぶたさんのエントリ
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2005年12月11日

Shaban/Yatahadda Michael Jackson

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エジプトのおっさんに大人気!なのでしょうか…



一度は聴いてみたいと思っていたシャアバーン・アブドッラヒームのCDがMAQAMで売ってたので、買ってみました。
CDには「2005年」とクレジッドしてあるので、たぶん新譜なんだと思います。

エジPOPレビューで存在は前から知っていたのですが、なぜかCDがない。
彼は「シャアビー」と呼ばれるエジプト庶民の音楽に属するようで、たぶんカセットで流通しているのでしょう。タイで言うモーラムみたいなもので、CDにはそぐわない音楽なのかも知れません。モーラムはCDで普通に流通してますが、まあ雰囲気的に。

で、彼の情報ですが、「本職はアイロン屋」「字が読めない」「『イスラエルは嫌いだ』という身もふたもない歌が大ヒット」という謎めいたものが多いです。
そしてこのCDのタイトル。おれはアジプト語はびたいちわからないのですが、おそらくマイケル・ジャクソンを揶揄しているに違いありません。

音ですが、なぜか全編ライブ録音。観客の歓声がすごいです。
即興で歌っているようないい加減なメロディー、コード進行とリズムを適当に繰り返している演奏、微妙に音程を外しているヴォーカル、いつ終わるとも知れない曲構成。
これはインプロビゼーションなのでしょうか?エジプトのキング・クリムゾンでしょうか?そのわりにはテクニカルではないけど。
ていうか、そもそも音楽なのかな?演説なのかな?演芸なのかな?
とにかくそんな感じの、謎めいててエネルギッシュな音が全64分。
韓国のイ・パクサに通じる部分もありますが、さすがにパクサよりも聴ける。少なくともシャアバーン先生のヴォーカルには言語を超えた迫力というか説得力があります。

しかし、全体的な感想としては「なんじゃこりゃ。」でした。
まあ、ある意味想像どおりの音でしたけど。
う〜んこれは日本人には理解するの難しいかもな〜。

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2005年12月06日

Cheb Mami/lazrag saani

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これがライ!?



「ライの貴公子」の異名を持つシェブ・マミのアルバム(2001年)。
ライとはアルジェリアのオラン地方発祥の大衆音楽で、北アフリカのアラブ諸国から旧宗主国のフランスでもポピュラーな音楽なんだそうです。よく知らんけど。
ライナーが全部フランス語なので、彼のプロフィールもよくわかりません。でも、かなり有名な人みたいです。

で、音なのですが、混血具合は相当なものです。ジャズ/フュージョン的なテクニカルな譜割りと曲構成、ヴォーカルの節回しもかなりテクニカルで、独特のリズム感があります。
このデリケートなリズム感覚は、ともすればチャカポコと単純な、良く言えばミニマルなレバノンあたりのポップスとは一線を画す高級さ。アフリカン・ミュージックの影響でしょうか?
それらが曲ごとに違うのではなく(むしろ曲ごとの印象は似通っているのですが)、1曲の中にすごくたくさんの要素が入っている漢字。
前述のジャズっぽさもあればアラブ歌謡っぽい感じもあるし、欧米のポップスに通じる部分もあるし。
日本人の耳からすれば「アラブっぽい音楽」に聴こえますが、中身は相当違います。
何となくムハンマド・ムニール様に通じる格調高さを感じました。

彼はスティングやSamira Saidとデュエットもしたりして活動の幅を拡げているようですが、そういう「世界に通じる」部分は間違いなくあると思います。かっこいいもん。
やっぱハキームのこのアルバムのように「西洋にすり寄る」より、SamiraやMamiのように「基本的には素で勝負」というほうが、結果的に成功するような気がしますね。うん。


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2005年07月10日

Mohammad Mounir/Ahmar Shafayif

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石立鉄男の皮をかぶったスティング。



レバノンの美人歌手ばかり聴いててどうする!と思い、エジPOP全百科を参考にして聴いてみました、モハンマド・ムニール。
ジャケットを見る限り普通のエジプト人のおっさん。ってリアルでエジプト人の知り合いがいるわけではないので、単なるイメージですが。

しかし、音はこんなツラして超おしゃれ。なんかいわゆる「趣味のいい大人のロック」って感じです。例えばスティングとか、Sadeとか、バーシアとか、エンヤとか。なんか例えが古いなあ。
もちろんアラブ色はあるのですが、なんか楽器の音ひとつひとつやミックスなんかに、そういう洗練された洋楽のかほりを感じます。

これ何なんだろうなあ?
たぶん、アラブ音楽の中に欧米の音楽と共通する何かがあるから、これだけ親和性があるんだろうなあ、と思います。
打ち込みにも相性いいスタイルだし。
タイのThe SISが洋楽の音でルークトゥンをやってましたが、たぶんそれに近いものがあるのでしょう。坂本冬美の「夜桜お七」とか。ただ、他の国で伝統音楽を現代の音でリニューアルするという試みはあんまりやられていない(マレーシアのシティ・ヌルハリザくらいでしょうか)ことを考えると、やはりこれはアラブ独特の現象と言えるのかも知れません。
ま、そもそもムニール氏がやってることがそういう「換骨奪胎」なのかよく解っていないのですが。

とにかく相当かっこいいです、お洒落です。ユーリ・ムラッカディとかサミーラ・サイードにも通じる格調高さがあります。
そして、これも彼らとの共通点ですが、普通の洋楽にはない独特のグルーヴがあります。これが普通の洋楽と「ワールドミュージック」を分ける壁なのでしょうか?
こりゃ〜いいですな。アラブのCDって外れが少なくていいですな。ていうか、おれにいろいろ教えてくれる方々(のぶたさんとかキサラさん)のおかげでしょうか。

ところで、ムニール氏に限らずアラブの歌手全体に言えることなんですが、発音する時に下あごを前に出してるような気がするのはおれだけでしょうか?
形容が難しいのですが、例えば他人の口癖を悪意を持って物まねする時にするような、あの感じ。わかりにくいですね。
男性ヴォーカルの時はまだしも、女性だとなんか興ざめしちゃうんですよね。やめて欲しいなあ。たぶんアラビア語の発音方法自体がそうなってるんでしょうけど。


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2005年07月07日

Marwa/Chil Idak

marwa.jpg

アイドルか?アイドルなのか?!「あり」なのか?!!



自称「アラブのマリリン・モンロー」、Marwaのデビューアルバム。
日本人からすると違和感ありまくりのヴィジュアルなわけですが、アラブ的には「あり」なのでしょうか?

marwa2.jpg

太くないですか?アラブ的には「あり」ですか?
ルビーなんかも重量感ありますし、まあ「あり」ということにしておきます。

で、音なんですが、これなめてませんか?これこそ「あり」なんですか?
強いて言えばフィリピンのSex Bomb Girlに近いか。
「アハン」「イヤン」的なセクシー合いの手が曲の30%(体感。厳密に時間を計ったらそんなにないと思うけど)を占め、音楽的にはほんっとやっつけに作ってます。
アラブのアイドルポップスにはこういう「やっつけ仕事」が散見されます。
Mariaもそうだと思うし、Roubiもそうですね。
RoubiのCDも聴いてみたんですけど、エントリする気が起きませんでしたもん。4Catsに至っては、聴く気も起きませんでした。
対極には「歌えるアイドル」もいて、Nawalを筆頭にNancy Ajram、Shereenなんかもそうですね。

不思議なのは、「歌えないアイドル」は音までしょぼいということ。
ていうか、おれにはしょぼく聴こえるんですが、アラブの人にはそう聴こえていない、ということなんでしょう。
こういう罠にはまらないようにしたいものです。っておれははまりやすいんですけどね、たぶん。

と書くと、まるでMarwaのアルバムがしょうもないみたいですが、はっきり言ってしょうもないです。
でも笑えたから許す。


posted by インサック at 01:05| Comment(21) | TrackBack(0) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月31日

Amr Diab/Lealy Nahary

amr.jpg

全世界納得の一枚。



うおおおお久々にアラブポップスについてなんか言いたいんじゃ〜!!
ということでエジプトのおっさんアイドル、アムル・ディアーブの最新アルバムです(2004年)。腕ふとっ!

タイのトンチャイやインドネシアのクリシェ、香港のアーロン・クォック(でしたっけ?)など、おっさんアイドルがいる国はけっこうあるのですが、日本はいないですね。キムタクがこのまま20年くらい行けばそうなるのかも知れないけど、無理だろうなあ。もう翳ってきつつあるもんなあ。
忌野清志郎なんて惜しいと思うんですけど。
どうも日本には「年をとる=感性は鈍るし体力なくなるしいいことない」みたいな感覚があるような気がするんですが、lost and foundというか、失った代わりに別のものを得るという考え方もありですよね。自分の人生振り返ってもそう思うし。

で、アムルは四十路なのにファッションリーダー、現役バリバリのようです。
このアルバムの前にベストを聴いて、それはいまいちだったんですけど、このアルバムはいいぞ!
ラテンやジプシーっぽいテイストも満載、曲によってはもろエジポップだったりしますが、いずれもアラブポップス独特のはるばるとした哀愁が感じられ、しかもいちいちえらく洗練されている。
ワールドワイドにも「エスニックなテイストのポップス」として十分通用する音だと思います。逆に王道アラブではないぶん、本当のアラブ民族には受けないのかも。って十分売れてるわけですね、そうですね。

トンチャイにも通じると思うんですけど、とにかくビッグになってしまうとそうそう冒険できないわけで、音的には規定路線でクオリティをガンガン上げていく、という戦略になってしまうのかも知れませんね。
「アムル・ディアーブ友の会」会長さんによると「アムルにしてはいまいち」という評価みたいですが、アムル初心者のおれからするとすんげえよくできたアルバムだと思います。
「ほかのはもっといいのか?!」とちょっとドキドキします。

またトンチャイを引き合いに出して恐縮ですが、トンチャイがチンタラー等と競演したやつなんか、ベースはルークトゥンなんですが、普段ルークトゥンを聴かないおれでも「こりゃ〜すげえ」と思わざるを得ないオーラがあるわけです。
逆にルークトゥン愛好者からは「あんなの邪道だよ」と思われているのかも知れませんが、それでも「ルークトゥン」というジャンルを超越する魅力があることは確かだと思うんですよね。

それと同じで、このアムルのアルバムも邪道だと思われているのかも知れませんが、逆に非アラブな人からすると(おれのことですが)すごく新鮮でエネルギーを感じるんじゃないでしょうか。
そういう意味で、世界中のどんな人が聴いても「あ、これなんかいいな」って思えるようなアルバムだと思います。


posted by インサック at 23:55| Comment(7) | TrackBack(0) | アラブ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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