2011年09月25日

POTATO Live Go On

2011年9月24日にフアマークで行われた、POTATO10周年記念ライヴに行って来ました。
元々POTATOって熱心に聴いていたわけではないんですが、知り合いが誘ってくれたので。

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開演前の様子。
たぶんタイでBodyslamの次に人気のバンドだけあって、けっこうな人が入ってます。
チケット代はけして安くない(1,200バーツ)んですが。

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開演イエーイ。
タイのコンサートは写真・ビデオ取り放題です。

POTATOって、わりとストレートな楽曲が多くて、あまり凝ったアレンジや演奏はしないバンド、という印象があったのですが、その通りでした(笑)。
でも素直なポップロックで、好感が持てます。

最大のヒット曲は「ター・ヤン」でしょうか。好きです。

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人気の秘密の一つは、ヴォーカルがイケメンなことは間違いありませんな。
マッチョなオダギリジョーという感じ。

こういうコンサートにありがちな、途中でゲストが参加する進行。
旧メンバーや、スタンプという歌手(私は知りませんでした)などが出つつ、Silly Foolsが登場。
ひっさびさに彼らの演奏を聴きました。たぶんトー君脱退以来初。

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ドラムのトー。

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ベースのラン。

やった曲は「バーボー」「キー・フーン」「ジジャ」でした。
POTATOの曲より盛り上がってたかも。
しかし全部トー君時代の曲やないか!
まあ新生Sillyはヒット曲と呼べるものはないので、こういう場ではしょうがないとも言えますが、ケンカ別れした(というか、「追い出した」に近い?)トー君の曲をしれっと演奏するのはどうなんでしょう?

コンサートは3時間強で終了。
アリーナで椅子なかったから疲れた。
でも面白かったです。



posted by インサック at 15:48| バンコク ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月14日

Sek LOSOライヴ

11/12に、スクムヴィットソイ11のClimaxというディスコでSek LOSOのライヴがあったので、行って来ました。
形式は、日本のコンサートのは異なり、ディスコは普通に営業してて、いつもハコバンがやってるのがSekに変わるだけです。
カラバオもそうですが、タイを代表するロックミュージシャンなのに、営業手法は演歌歌手の地方周りのようです。

この手のライブはだいたい夜中から始まるのですが、早めに行かないと席がなくなるので11時前に入場。
ハコバンがいつも通りボンジョビとかクランベリーズのゾンビとかを演奏してました。

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別の日に撮った、ハコバンのヴォーカルのおねいさま(右2人)。


日付が変わり、午前1時ごろにようやくSek登場。

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写真が下手で申し訳ありません。

おれは正直LOSOの熱心なリスナーではないのですが(やはり「タイ歌」すぎる印象です。そこが逆にタイ人にはすごく魅力なんでしょう)、そんな人間でも聴いたことのあるヒットパレードでした。
「アライ・コ・ヨーム」「チャイサンマー」「サンソーン」「パンティップ」など、もちろんタイ人は大合唱。

その前のハコバンとは、悪いけど音が全然違います。
Sekも歌うまいです(当たり前ですが)。
MCも気さくだったりして、気難しいイメージを持ってたのですが、意外とフレンドリーな印象でした。


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盛り上がっている様子。

普段は白人が多い(というか、日本人はほとんど見たことない)店ですが、今日はタイ人気持ち多めでしたね。

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白人の方々は後ろのほうでわりと冷静に聴いてる感じ。
ぶっちゃけSekのことは知らないと思われます。


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途中でサプライズゲストでティック・シロー登場。
どっちかというと「往年の歌手」という位置付けの人だと思いますが、タイ人なら誰でも知ってる有名人ですね。
ステージの彼は、歌がうまくて芸人根性もあるという、エンターテイナーなおじさんでした。

結局ライヴは3時半ごろ終了。
同行者が帰りたがらないのを何とか説得して、4時過ぎにお店を出ました。
疲れたけど面白かったです。

posted by インサック at 18:02| バンコク | Comment(1) | TrackBack(1) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月25日

Girly Berry / Stop me babe !

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思ってたより良かったです。



Girly Berryの,ミニアルバムを加えると6枚目のアルバム(2008年)。
「タイのモー娘。」と前の会社の駐在員のおっさんが言ってました。
違うと思います。

彼女たちは2002年デビュー、もう7年です!!
デビュー時は絶対2〜3年で消えると思っていたのですが、China DollsもZAZAも亡き今、タイ最長寿ガールズグループではないでしょうか?
こんなに長くやっているのに、歌がぜんぜんうまくならないのはどういうことでしょうか?

最近のアルバムでは変に高級路線に走っていたのですが歌がついていっていない、という台無し状態で、曲も昔の屈託の無さが失われ、「もうGirly BerryのCDは聴かないことにしよう」と思っていたのですが、なぜか購入してしまいました。

内容ですが、思ったほど悪くないです。
カバーアルバムみたいなので、元曲がいいというのもあるんでしょうね。
懐かしいアナン・ナンワーの「タルン」もカバーされてました。
2ndくらいまでは、まさにタイポップスの縮図のようないい感じのポップアルバムで、素で好きでした。
3rdくらいから悪い意味で今風になってしまった印象があるのですが、昔のポップさがちょっと戻ったような気がします。
曲的にはいい曲多いのですが、惜しむらくは、カバーなので彼女たちの歌唱力を考慮して作られていない(笑)。
RSにはNeko JumpやFour Modなどのアイドルが多数在籍しており、けして歌がうまいわけではないです(個人的には、Neko Jumpは実はけっこううまいのではないかと思ってますが)。
しかし、彼女たちの魅力が最大限に発揮できる楽曲を提供する制作陣がいて、ポップスとしてかなり完成度高い形で仕上げています。
Girly Berryの場合、そういう「彼女たちの魅力を最大限に引き出す音作り」というのが確立していない気がします。
まあ、このアルバムでも聴けるような、ラップ系の音に合わせて腰を振るのがGirly Berryだ!!と言われれば同意せざるを得ませんが(笑)。


アルバム1曲目「Doo ter tum」。
やっぱり映像込みで楽しむものなんでしょうね。


posted by インサック at 14:29| バンコク ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

Am Fine / Little Room

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タイのロック。



今年のタイフェスティバルでも来日したAm Fineの最新アルバム(5枚目)です。
ヴォーカルのFaiはLydiaやMe'と「DREAMS U」という企画盤に参加したりしてますね。
この「DREAMS U」がけっこう良かったので、Am Fineも聴いてみようかな〜と思っていたのですが、2年経ってやっと聴きました(笑)。

タイのポップスを聴いたことがない人に、
「タイのロックってどんな感じなの?」
と聞かれた時に最適なアルバムだと思います。
タイ独特の(たぶんルークトゥンの影響だと思うのですが)メロディーラインに主張しすぎないバックバンド。
また、バラードでも(ピアノやオーケストラではない)バンドアンサンブルというのは、実はタイロックの大きな特徴ではないかと思います。
これはパブとかでもCDに近いニュアンスで演奏できるように配慮されているのでしょうか?わかんないけど。
Am Fineの曲も、タイの大箱ディスコのハコバンが演奏して客が合唱している絵が目に浮かびます。
スタイルは違えど、個人的に「あ〜タイっぽいな〜」と思うアーティストとしては、他にはParnとかLOSOとかアサニー・ワサンとかでしょうか。
ということは、Am Fineはタイでは大人気ということかな?

おれがタイにいる時であれば、たぶんあまり気にならなかったと思います。周りには「タイ的なもの」はあふれていたので。まあタイだから当たり前ですが。
しかし、現在「タイ的なもの」が身近にない環境でAm Fineの曲を聴くと、なんかしみじみするものがあります。
このベタで大仰なアレンジ、タイっぽいな〜と。

また、ベタで大仰なアレンジに乗るFaiのヴォーカルが、かなり絶妙に抑制されていてかっこいいです。
Parnだと、かなり情感たっぷりに歌い上げたりするので、ちょっともたれる感じがあるのですが(おそらく多数いると思われるParnファンの皆様、すみません)、Faiちゃんは濃すぎず薄すぎず、自然体でちょうどいい感じです。
これって、簡単なようで難しいことだと思います。
実際、楽曲としてはそんなクオリティが高くないというか、凡庸な感じなのですが、Faiちゃんが歌うとなんか聴けてしまう、というか、何回も聴いてしまう魅力があります。
いやし成分もかなり入ってますし、エンドルフィンのダーちゃんAnnの間くらいの感覚でしょうか?
AnnもBloom以来音沙汰ないなあ…



アルバム1曲目「Faen Kaw」。
タイやなあ〜。





posted by インサック at 00:08| バンコク ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月12日

Prik Thai / After Six

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ダサさと歌心のマリアージュ。



Prik Thaiというバンドのアルバムです(2008年)。
4月にタイに行った時に買ったCDです。
パタヤだったんですが、あちこちのショッピングセンターや商店街に行ってもCDショップがない。
Big-Cでやっと見つけました。ありがとうBig-C!
ついでに調味料や食材も買えるし、Big-C最高。

店頭に並べてあったので何となく買ったのですが、これが素晴らしいアルバムでした!
音的には、いわゆる「都会的なお洒落さ」はあまりなく(ジャケットはなんか都会っぽさを出してますが)、むしろダサい。
しかし、タイっぽさをわずかに残したメロディーラインと、この垢抜けないアレンジがかなり絶妙にマッチしており、親しみやすくも聞き飽きないアルバムです。
なんかMr.Teamを彷彿とさせます。
Mr.Teamもう活動しないのかな…

スローな曲が多いのですが、1曲の中にロックとバラードが同居しているというか、ロックの文脈・解釈でスローナンバーをやっている感じ?
このへんは全曲の作詞・作曲を手がけるギターのThongtaのセンスでしょうか。
この感じ、狙ってやったというより、単純にThongtaのソングライティングのセンスが突出しているんだけどアレンジ面では経験不足で、結果としてそうなっちゃったのかも知れません。
というのは、バンドアンサンブルとしてはあまり見るものがないんですな。
ドラムがRyu Tanifujiさんという日本人のイケメンなのですが、こういうバリエーション豊かなバンドはリズム隊がキモです。がんばっていただきたいと思います。
ヴォーカルのBenzeは、面構えも含めていいヴォーカルだと思います。
全体に安定しているし、トーキングヴォーカルがうまいですね。

調べたら2005年にデビューしているみたいです。
過去のアルバムもチェックしてみようかな。



「ダサさと歌心」という意味ではこの曲が最もマッチしている気がします、「SUK SA NUK」。





Mr.teamの「Bang Bang Gun Pai」に通じるものがありますね。
この映像BSで流れたものみたいで、日本語訳が出てますね。
初めて知った!!

posted by インサック at 00:21| バンコク ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月11日

Hangman新曲(Play Project)

3月終わりから4月頭にかけて1週間ほどタイに行ってたんですが、パタヤのショッピングセンターでHangmanの新曲のPVを見ました。
これ↓。



たいそうかっこよかったのと、ニューアルバムの先行曲なのかな?と思ってCDを探してみたのですが見つからず。
というか、CDショップを見つけること自体が大変でした。
最近タイでCD屋激減してませんか?
時代の流れかも知れませんが、おれにとってタイポップスの入手経路は基本CDなので困ります。

帰国して調べたり人に聞いたりしたところ、これはグラミーの「Play Project」という、12組のアーティストがGMMの往年のヒット曲をそれぞれのスタイルでカバーするという企画で、hangmanがカバーしているのはNUVOの「ブンクンプーダム」という曲だそうです。
「Play Project」自体、もともと配信限定の企画だったみたいですが、CD&DVDの発売も決定したそうです。
(と、プロジェクトに参加しているNO LOGOの日本人メンバーKAZさんのブログに書いてありました)

いや〜しかしこのHangmanの曲はかっこいい。
PVも凝ってますし、これが次の方向性を示唆しているとすれば、次のアルバム(夏ごろだそうです)はかなり期待できそうです!!

posted by インサック at 16:04| バンコク ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月19日

Rose Sirinthip / Rose Show

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練りが足りないかな?



最近は企画もので英語曲を歌ったりカバーアルバムを出したりのロース・シリンティップの、久々のオリジナルアルバム(2008年)。
と思ったら前回のオリジナルアルバムは2007年なんですね。最近でした。すみません。

相変わらず歌がうまい。
切なさ爆発のビブラートやファルセットを、にくいタイミングでビシバシ決めてきます。
この精緻なヴォーカルはLydiaに通じるものがありますね。
タイ語に聴こえないのは、タイ語特有の「はにかみ成分」がほとんど含まれていないからでしょうか。
外国人にはすごく聞き取りやすい発声だと思います。
そういえば、昔Noteという女性歌手がいたのですが、彼女もすごく明瞭な発音でしたね。

元々アコースティイクな感触を持ち味とするロースですが、このアルバムでは特に顕著です。はっきりとアップテンポな曲はないです。
そのせいか、いまいちインパクトがないなあ、と思って過去のアルバムを聴き直してみました。
曲調の幅がそんなにある人ではないので、聞き飽きてしまったか?とも思ったのですが、う〜ん、今回はちょっと曲のクオリティというか、練りこみ方が足りないかな?
1stなんか、今聴き返すと、相当手間をかけて作曲・アレンジがされていたんだと思います。
パっと聴きは普通なんですが、「仕事がしてある」というか。

そもそも音楽的基礎体力はしっかりした人だと思うので、それでも聴き応えはありますが、天才は一生成長すると言います。
いつか1stを超える傑作を聴かせて欲しいです。


1曲め「Kwam Ruk Bung Ta」。
まあ普通にいい曲だと思いますが、彼女はこんなもんじゃないでしょう!





posted by インサック at 23:05| バンコク ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月20日

Silk / Silk

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この手の中ではかなりいいです。



最近タイでよくある、「中堅シンガーが英語の曲を歌ってみた」というCD(2008年)。
往々にしてコンサバな曲をコンサバにお仕事的に歌う、的な結果に終わることが多いですね。
それが悪いとは言いませんが、おれの趣味ではないです。
しかし、このアルバムはそうではありません。

参加メンバーは、ジャケ写真左より下記の通り。

Mod-3G

もう「3G」というグループは存在しないと思いますが、Modちゃんはずっと「Mod 3G」というクレジットで活動してるみたいですね。
ていうか、この人コンスタントに活動してるんでしょうか?久々に見るような気がしますが。女優なのかな?


Keaw-ZAZA

常々ZAZAではKeawが一番歌がうまいと思ってました。
こちらもZAZAとしての活動が危ぶまれる感じですが、特に心配だった彼女がこうして活動してくれるのはうれしい限りです。
Pimとかは、普通にソロ活動しそうですが。


Kob

この人だけ知りません。
歌手?女優?
西洋人が好みそうな顔立ちですね。


Panadda

パナッダー、働き者ですね。
なんか便利使いされている気もしますが。
クレジットでは「Naty」というニックネーム的な表記がされていましたが、パナッダーのチューレンはNatyなの?
彼女を知って8年くらい経ちますが、初めて知りました(笑)。


Zita Zalai

Zitaのデビューアルバムは傑作だったと思います。
早くオリジナルアルバム出してくれ〜。
この人とかModとか、ソロ作品をリリースしない(できない?)のに、こういうコンピやプロジェクトに参加している人って、グラミー的にはどうするつもりなんでしょう?
Zitaも「Kukkoy」と表記。これもチューレン?

アルバムの内容ですが、最初の2曲はタイ語曲、残り10曲が英語曲という構成。
曲はRenzo Selmi, Chris Grunder, Tommy Ritterというスイス人が制作していて、冒頭の2曲は英語曲にタイ語詞をつけた「タイ語ヴァージョン」。
Copyrightが2006年になっているので、2006年にスイスでリリースされたのかも知れません。

アレンジ的にはタイっぽい音使いです。
ところどころ中華っぽい音がフィーチャーされているのは、ファランだから
「タイ?ああアジアでしょ、中国みたいなもんでしょ」
みたいな感覚なんでしょうか?
ただ、メロディー的にはタイっぽさはあまりなく、むしろ洋楽に近いです。しかも一昔、ふた昔前の古き良きポップスに通じる感じで、なかなかあきさせないです。
まあスイスって世界的な音楽マーケットではあまりお目(お耳)にかかれない国ですが、大衆音楽的には「世界の田舎」っていうポジションなのかな?
そういう環境が、このちょっと懐かしいメロディー及びアレンジを生み出す土壌になっているのかも知れません。

ということで、よくある「名曲のカバー集」とは一線を画した、なかなか楽しいアルバムだと思います。
個人的には、KaewやZitaの活動が確認できたのにも安心しました。
しつこいですが、Zitaのニューアルバムが聴きたいなあ…

posted by インサック at 23:41| バンコク | Comment(2) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月10日

Noey Senorita / Noey Senorita

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良くも悪くも想像通り。



2005年のデビューがいきなり大ヒットになったセニョリータ、当時は女の子6人組のグループでしたが、ヴォーカルのNoey(ヌーイとネーイの中間の発音です)のソロアルバムです(2008年)。
ジャケットは地下鉄で撮影されてますね。
そういえばBTS(バンコク市街を走る高架鉄道)が開通した時、Niece!がやっぱりBTSで撮影してましたね。都会の象徴なんでしょうか。

当時おれはセニョリータがすごく好きで、かなり繰り返し聴いていました。今でもたまに聴き返します。
ということで、Noeyちゃんのソロは待望だったのですが、セニョリータのアルバムの素晴らしさはある意味奇跡で、あれ以上のものは作れないんじゃないか?という不安もありました。

で、聴いてみたのですが、まあやはりセニョリータのアルバムは奇跡だったんだなあ、と思いました。
Noeyのこのアルバムは、基本的にセニョリータ路線の延長線上にあり、そういう意味では想像通りなのですが、何と言うか「二番煎じ」的な印象です。
職業作曲家が「セニョリータみたいな感じの曲」と発注されて、お仕事的に作った感じというか。

それでも、セニョリータの「素朴なポップスにルークトゥン的なセンスがミックスされている感じ」はかなり再現されてます。
個人的にもこういう路線(他にはTe Papaとか)は大好きですし、タイ的にも売れるんじゃないかな。

Noeyのキュートでそこはかとなくエロいヴォーカルも健在です。
ていうか、歌はまっとうにうまくなっていて、セニョリータにはなかったスケールの大きいバラードなんかもしっかり歌ってます。
あと、少しふくよかになりましたね。

でも、セニョリータ時代の「歌がうまい素人」みたいな感じのほうがグっと来たかもなあ。
これはパナッダーの過去と現在にも通じますが、テクニック的に上達することによって失われる味ってあると思うんですよね。
どっちがいいかはいろいろですが、Noeyに関して個人的に言うと、前のほうが良かったかなあ。

流行り廃りの激しいタイ音楽業界ですが、願わくばダーちゃんのように、バンドが無くなってもコンスタントに活躍して欲しいです。



アルバム1曲目、Hoo mai trong kub ta。





こちらはSe'norita、やはりアルバム1曲目で大ヒット曲、Miss Call。
似てますよね?



posted by インサック at 16:33| バンコク | Comment(2) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月23日

Panadda / #7 Dok Mai...Nork Jae Kun

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熱いっす!



堅調にアルバムをリリースするPanatdaのニューアルバム(2008年)。
彼女も97年のデビューからもう11年、立派なベテラン歌手ですね。
初期の清楚なたたずまいから、かなりセクシーなイメージになりました。でもまだ29歳。

パナッダーのディスコグラフィー(HAPPY BIRD DAY様)

歌のほうも、初期の丁寧で控えめな歌唱と比較すると、かなり芸の幅が広がった気がします。
初期の独特の透明感もすごく魅力的でしたし、今の堂々とした歌も好きです。

今回は前作前々作と同じ路線の、所謂王道タイポップスです。
タイトルにナンバリングが付き始めてから、明らかに芸風がメジャー指向に変わった気がします。
前々々作が過渡期という感じでしょうか。

今回はさらにエモーショナルになったというか、熱いヴォーカルが聴けます。
初期のころは考えられない曲調ですね。
とは言え、アルバムの曲は、王道タイポップスをベースとしながらもバラエティに富んでいて、元々卓越した歌唱力を持つパナッダーは、どの曲もしっかり歌えており、かつ自分の個性を殺すことなく、歌手としていい仕事をしています。

前のアルバム評でも書きましたが、彼女には新しい音楽の地平を切り拓くラディカルな要素は全然期待していなくて、音楽的にはコンサバなくらいの音で、しみじみしたメロディーを、よくコントロールされた絶妙な歌唱で歌ってもらえれば、それでおれは幸せです。
そういう意味でこのアルバムは満点。

ただ、同じ路線が3枚続いたので、自作あたりではもう少しコンテンポラリーな音(洋楽オリエンテッドな音)で聴きたいなあ、という気はします。
前々作収録のR&Bナンバー「No.1 lady」も、すごく良かったですし。


またしてもこのアルバム収録のPVが探せなかったのですが、
その「No.1 lady」はこちら。





posted by インサック at 18:51| バンコク | Comment(1) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月21日

Four Mod / Go! Go!

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ラストアルバムだったりして?



恐るべきハイペースでリリースされたフォー・モッドのニューアルバム(2008年)。
前作のミニアルバムも2008年ですが、1年に2枚新作が出るというのは、タイの歌手では類を見ないことだと思います。
RSはこのところミニアルバム中心のリリースだったのですが、フルアルバムに方針変更したんでしょうか?

路線は相変わらずなのですが、ハイペースすぎてクオリティがついて行っていない感があります。
まあ、そもそもアイドルのCDに音楽的クオリティを求めること自体野暮なのかも知れませんが。
でも、一応音楽として売ってるわけだし、過去の彼女たちのCDはかなりポップスとして「聴ける」レベルだったので、こちらとしてはやはり期待してしまうわけです。
特に今回は同時期に発売されたNeko Jumpのニューアルバムが非常に良かったため、どうしても比較してしまいます。
カバーやメドレーでネタ切れを補っているようにも感じますね。

6曲め「Sha la la la la」はデンマークのグラムバンドWalkersのカバーです。
オリジナルを探してみたんですが、これがびっくりするほどダサくて爆笑してしまいました。
こちら。

7曲目はAonのカバーですね。
オリジナルはこちら。
当時(2000年くらい?)かなりヒットしてました。おれも好きな曲です。
ちなみに「Unseen」というタイ観光キャンペーンでのアコースティックバージョンはこちら
やっぱAonいいな〜。

最後の曲は彼女たちのヒット曲のメドレーです。これはこれで楽しくはありますが、やっぱ手抜きですよね。

ジャケット写真やデザイン、タイトルのいい加減さとも相まって、なーんか怠けている印象を受けてしまいます。
彼女たちも2005年デビューで、そろそろ「時間」なのかも知れませんね。タイのアイドルって活動期間そんなに長くないですからね。


posted by インサック at 12:58| バンコク | Comment(2) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月18日

Neko Jump / Lady Ready !

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意外な傑作!



ネコジャンプの初のフルアルバム(2008年)。
ミニアルバムも数えると3枚目です、たぶん。
前作は「かわいさのためなら音楽のクオリティを犠牲にすることも辞さない」というラディカルなスタンスで制作された(と勝手に決め付ける)わけですが、今回は音楽のクオリティと両立させています!

曲調は既存路線を継承しつつ、「いや〜そのアレンジはなんぼなんでもナシやろ〜」というラインを踏み外さず、2人の歌が(相変わらずロリロリですが)うまくなってます。
バラードで時々ハッとさせるエモーションを感じます。
結果として、今までのロリータな雰囲気を壊さず、ポップスとしてかなりスリリングかつ聴き応えのある名盤になっていると思います。タイトルは最悪ですが。
特にアップテンポな曲の展開の斬新さはすごい。
このへん、さすがRS、アイドルポップスの作り方に精通しているな〜と感心します。

今までは同路線のFour-Modの方がクオリティ高かったと思うのですが、今回で逆転した感がありますね。
ていうか、現在のタイポップスではNeko JumpとFor Modくらいしか聴く気が起きないのですが、誰かかっちょいいタイのロックバンド教えてください(涙)。

あと、やたらと日本語のナレーションが入るのはいつものお約束なのですが、「事故原因を究明し……」てのはやめて欲しかったです(笑)。
これはタイ国内向けのファン対策なのか、はたまた日本人のファン向けなのか判断に苦しむところです。
そもそもグループ名からして思いっきり日本語なわけですが、これってマーケティング的にどこまで有効なのかなあ?

ともあれ、この調子でどんどん名曲をリリースしていただきたいです。


アルバムのラスト曲「Nueng kum tee geb wai」。
イントロとサビに込められたポップス魂に感動しました。


posted by インサック at 23:58| バンコク ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月07日

Rose / My Inspiration

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Rose色。



ロース・シリンティップの3枚目のアルバム(2008年)。
前作から1年少々と、タイのミュージシャンにしてはハイペースなリリースです。
今回は90年代中盤〜後半のタイポップスの名曲をカヴァーしているようです。
アルバムタイトルからして、Roseが影響を受けた人たちを取り上げているのでしょうか。
Marsha、Amp(エーム)、後は「パン」という男性歌手、ルークトゥン界のトンチャイGotなどをカヴァーしています。
今気付きましたが、エームってタイ語的には「P」で終わってないのに、何でアルファベット表記が「AMP」なんでしょう?

一昔前のタイポップス、しかもルークトゥンまであるので、当然いわゆる「タイ歌」なはずなのですが、Roseが歌うとあら不思議、非常にハイセンス&アコースティックな雰囲気。
少ない音数で、かなりアレンジを作りこんだ感があります。これもRoseのセンスだとしたら恐るべし。
しかし、最も特徴的なのは、やはり彼女の歌声でしょう。
少しハスキーな声で、一聴すると淡々と丁寧に歌っているように聴こえるのですが、よく聴くとフレーズ毎のブレスや強弱のつけ方が半端なく考えられている。
このきめ細かいヴォーカリゼーションが、何を歌ってもRoseというシンガーの記名性を強く印象つけるのではないでしょうか。
ということで、知ってる曲が1曲もなかったというのもありますが、普通にRoseのニューアルバムとして聴けます。

しかし、こういうある意味「企画モノ」のアルバムをリリースするということは、セールス的に厳しいのでしょうか?
The SISというグループが、ファースト以降どんどん凡庸になって、カヴァーアルバムを出してから音沙汰がなくなってしまったのですが、同じ轍を踏まぬよう祈るばかりです。



Roseの動画を探していたら、Zita Zalaiとのデュエットがありました。
どうやらZitaやNJが参加した英語曲のカヴァーアルバムがあるようです。ゲットせねば!!

posted by インサック at 12:04| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月06日

Nat Myria / get up beautiful

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Nat好きにはたまらない。



Nat Myria Benedettiの2年ぶりの新譜(2008年)。
前作前々作の路線を継承するおしゃれタイ歌R&Bです。
具体的には、ラップ登場以前のR&B~ソウルの音にタイ独特のメロディーライン。Natの芸風として確立された感がありますね。
それなりに芸暦長い人なので、既存ファン向けにタイ歌的要素は必須なんでしょうか。

R&B的フォーマットを外れない範囲で、曲調はバラエティに富んでおり、聞き飽きないですし、Natの気品あるヴォーカルがアルバム全体の統一感を作っています。

この「気品ある」というところがNatの最大の個性であり魅力だと思います。
過去はもっとベタなタイポップスを歌っていたりもした彼女ですが、当時からどんな下世話なベタな曲でも、Natの声と歌い方はノーブルなトーンを保っていたと思います。
それはこのアルバムでも十二分に堪能することができ、昔からのNatファンも安心して聴ける出来になっています。
逆に言うと、Natが歌ってさえいれば、曲自体はわりとどうでもいいとも言えます。
そういう意味では、おれはNatをアイドルポップスに近い聴き方をしているのかも知れません。
natの声が聴ければいいという。
まあ、このアルバムの曲やアレンジはかなりクオリティ高いと思いますが。


J-ジェッタリンとのデュエット、「Gossip」。
Natももう33歳ですが、年齢に合った魅力を持っていると思います。
ただ、白人の遺伝子が発現しつつあるのか、昔よりちょっと太くなった気が?
(今までがありえないくらい細かったわけですが)

posted by インサック at 10:45| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月31日

Four+Mod / in Wonderland

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明るく切ないのがタイポップス。



最近タイの音楽聴いてないなあ。と思い、久々にタイのCDを買ってみました。
Four+Mod4枚目のミニアルバムです(2008年)。

元々おれがタイポップスを好きになったのは、Silly Foolsみたいな素晴らしいバンドがいた、というのと、当時のChina DollsとかAonとか、所謂アイドル系の音がすごく興味深かった、というのがあります。
なんか日本や欧米とは明らかに違うメロディーと音のセンスですね。

そして時は流れ、現在のタイポップス(を語れるほど聴いてないんですが)はどうなんでしょう。
新人はガンガンデビューしているみたいですが、「どうせ欧米っぽい感じなんだろうな…」と思い込んでしまい、ほとんど聴いてません。
実際2枚目・3枚目とアルバムをリリースし、継続的に活動している人は少ないような気がします。

ということで、久々に聴いたFour+Modですが、前作「Wooo!」はかなり好きでした。
今回は、正直言って前作ほどのインパクトはないかも。
しかし、やはり基本を押さえたアレンジで、楽しく少しせつない1曲目「Lalai」、ほとんど手クセで作ったようなスローナンバー、なんかタイポップスを好きになった頃を思い出させてくれます。
これがタイポップスの基本ですかね。

これはこれですごく好きなんですが、「おおっなんじゃこれは!?」という、China Dollsを初めて聴いた時のようなインパクトを与えてくれる人が登場しないかなあ…


1曲目「Lalai」。
Fourがあまりにも細すぎる。以前過労で倒れてましたが、体力的に大丈夫なんでしょうか?

posted by インサック at 18:11| バンコク ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月01日

Silly Fools / THE ONE

sf_theone.jpg

自己模倣に陥っているような気がしました。



Silly Foolsの最新フルアルバム(2008年)。
2007年に英語詩のミニアルバムをリリースしていましたが、今回はタイ語版・英語版・DVDがセットになった豪華版です。
新ヴォーカルBenの加入は、Sillyの海外進出(Benは米国出身)を指向していたことも大きかったようですから、欧米でも発売されるんだと思います。そのための英語版かな?
ミニアルバムはamazonでMP3のみ販売されているみたいです。

今回はベースのランがかなり音楽的リーダーシップを取って制作されたようで、クレジットには彼の本名「Thewarit Srisuk」が多くクレジットされています。
で、内容は、なんかToe在籍時のSillyを他の人が真似してる感じ。
メロディーラインが似すぎているような気がするんですよね。ミニアルバムの時はあまり感じなかったのですが。
あの独特のメロディーラインは、HANGMANを聴けばわかるように、Toe君の才能だと思いますし、新Sillyがそれに似せようとしているように感じます。
また、楽器のアレンジがちょっとおとなしいというか、かつての神経症的な細かいアレンジは見られません。
曲調もよく言えば壮大、悪く言えば大味な印象。
このへんは米国市場対策かなあ、とも思いますが、あのスリルあふれる各楽器の応酬がSillyの大きな魅力のひとつだったと思うので、残念ですね。
しかしこういう、米国ではある意味凡庸な音で成功できるのかなあ…という気もしますね。
とは言え、旧Sillyの雰囲気を残す曲もあるし、ずっと聴き続けてきて、かつ日本人であるおれには計り知れない魅力がメリケンの若者を惹きつけるのかも知れません。
ていうか、米国の若者はこんなロックロックした音楽じゃなくてヒップホップ聴いてるんですよね。ということは白人のおっさんがターゲットか。ジャーニーとか聴いてる人たち。
う〜んそれは苦しいかもしれんなあ……

あと、英語版のほうがすんなり聴けます。
これはやはりBenの母国語が英語だからでしょうね。
タイ語版は、タイ人が聞くと英語なまりのタイ語なのかなあ。おれにはよくわからないですが、



アルバム3曲目「Ngo」(英語タトル「Enough」)。
Limited Editionに入っていたDVDは日本のプレイヤーでは再生できませんでした(涙)。

posted by インサック at 14:57| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月07日

Saturday Seiko / Super Sunday

saturday_seiko_SS.jpg

ぜんぜん違う。



前作がかなりの傑作だったSaturday Seiko、ほぼ4年ぶりのニューアルバムです(2007年)。
前作までは所謂メジャーレーベルから出ていたのですが、今回はHereというマイナーレーベルからのリリース。
メンバーも3人から4人に変更と、4年の間にいろいろあったっぽい感じです。

前作はかなりバラエティに富んだ感じの音作りでしたが、今回はめっちゃロックです。
ソツなく歌っていた感のあるヴォーカルのゴイも、今回はシャウトしまくり。
この音楽性の変化は初期Primal Screamもびっくりにっこりでは?

ロックと言ってもいろいろですが、Modern DogぽくもありBodySlamぽくもありJ-POPぽくもある、でも「タイ歌」のようなウェット感はなく、ダークでドライな、ロックの誇りを感じさせる音です。
その分ポップさが後退した感じはありますが、でもかっこいい。
ただ、マイナーレーベルだからか、ちょっとミックスとかエンジニアリングがいまいちな感じが……

ていうか、最近何を聞いても「音質がちょっとなあ」と思ってしまいます。
これはPerfumeを聴きすぎているせいかな?と思ってしまうのですが、もしそうだとすれば恐るべし中田ヤスタカ、ということですね。
ちょっと久々に最近の欧米のCDでも聴いてみようかな。Foo Fightersも新譜が出たようだし。
あとAdeleっていう人も良さげですね。

サタデー・セイコと関係ない話になりましたが、このアルバムいいです。ロックの心を感じる。


1曲目「157 bpm」。
ちょっと音悪いですが。

posted by インサック at 01:37| バンコク | Comment(0) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月06日

Lydia / Moving On

lydia_movingon.jpg

もっと!もっと!



タイの天才シンガーLydiaの3rdアルバム(2008年)。
ヴィジュアルがガラっと変わりました。
この人留学してたんじゃなかったでしたっけ?まあ意外に早い新作リリースはファンとしてうれしい限りです。

リディアのヴォーカルは、相変わらず冴えまくっているのですが、なんか曲のクオリティがいまいち、というか、「よくあるタイポップス」みたいに聴こえてしまいます。
まあ近年のタイポップスのレベルが上がっているというのも影響していると思いますが(上げてしまったのがLydiaなのかも知れませんが)、聴き手というのはわがままなもので、一度経験したレベルを超えてもらわないと、何となく物足りなく感じてしまうのかも知れません。

けしてクオリティが下がったわけではなく、今回も素晴らしい作品だと思います。
でも、もうちょっといい曲を、もうちょっと考えたアレンジでやってくれてもいいと思うなあ。6曲中5曲がバラードだし。
確かに彼女の歌はバラードで映えるとは思いますが、安易な道に走っている感が無きにしも非ず。 
ファーストみたいにいろんな曲が入ってるほうが楽しいかも知れません。



1曲目「1 wi-na-tee kor cha pai」。
自らピアノを弾いてます。


posted by インサック at 00:02| バンコク | Comment(0) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月24日

Neko Jump / Chup Chup

nekojump.jpg

「かわいくなる」という意思。



日本人にも大人気?ねこじゃんぷの2ndミニアルバムです。
アルバムタイトルは「Joob Joob」とか「Jup Jup」とも表記されていますが、実際の発音に一番近いと思われるスペルにしておきました。
以上、検索用の文章でした。

デビューアルバムは未聴だったのですが、改めてRSのアイドルポップの音作りはソツないなあ、と感心しました。
RSは他にもGirly BerryFour+Modなど、女性アイドルポップスはRSの独壇場ですね。
昔がグラミーもいろいろ出してたんだけど、最近はアーティスト路線に転向したのでしょうか?またChina Dollsみたいなぶっとんだグループを輩出していただきたいものです。

で、Neko Jumpですが、もう「かわいい歌」とは、「かわいい音楽」とは、「かわいいヴィジュアル」とは、とにかく「かわいい」ということをストイックなまでに追求するその姿勢は、一見ポップスなのにマニアックな執念を感じてしまいます。ある意味マニアック。
まあ元々日本のマニアックな文化(萌え)を取り入れたものですけど、タイではこういうのどう捉えられているのかなあ。一部のマニアのものなのか、普通に「かわいい」と思われるのか。何となく後者のような気はしますけど。

その偏執的なこだわりは、音楽のクオリティよりもかわいさを取る域にまで達しています。
最後の曲で、NekoかJumpかわかりませんが、ヴォーカルをとちって笑い出しているのですが、そのまま収録しています。そっちのほうがかわいいからです!恐るべし!!
(注:Neko JumpはNekoちゃんとJumpちゃんのデュオ、ではなくNueyとJamという双子の女の子です)

他にも、「はい、はい」という掛け声、ラジオと思しき日本語のナレーションのイントロ、「いちばん、あなたの、ことをー」というたどたどしい日本語の『語り』とか、音楽的にはどっちでもいい、むしろ入れない方がいいようなギミック満載なんですよねー。
あと、日本語はタイ的にクールなイメージがあるから使っているのかと思ってましたが、ひょっとして日本人を狙っているのかな?
「いーですか?」というタイトルの曲もあるくらいだし。

でも、結果的にすごくかわいいアルバムになっていると思いますし、確固たる意思も感じられる、ある意味めっちゃ根性入った良作だと思います。

タイトル曲。
まあ間違いなくかわいいですよね。

posted by インサック at 23:45| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月13日

P2WARSHIP / Hay

p2warship.jpg

ヴォーカルがな〜。



ジャケ買いです。
6人組ポップロックバンド、P2WARSHIPのセカンドアルバム(2007年)。
CDショップではかなりプッシュされてました。
何の予備知識なく聴いてみましたが、音楽的にはなかなか独自のセンスを持っていて面白い。
タイポップスのダサい面はダサい面で持っているのですが、妙にファンキー。
そのファンキーさも、いわゆるファンクという音楽が持っている馬鹿馬鹿しさをタイ流に解釈しているというか、ワザと馬鹿馬鹿しくしているのか、本人たちは真剣なんだけど結果的に馬鹿馬鹿しくなってしまったのかよくわかりません。
でも、それが独特の味になっていると思います。
ヴォーカルの名前が「プラーグン」、直訳すると「魚えび」。
これも笑わせたいのか本名(というか本チューレン)なのか解釈に悩むところです。
ルックスも、微妙なアフロヘアにこれまた微妙なサングラスで、笑わせたいのか真剣なのかわかりません。
同じようなヴィジュアルのバンドにSYAMというのがある(あった?)のですが、こっちは音が明快かつ爽快なロックで、楽器もうまく、音的には笑わせようとはしてないわけです。
P2WARSHIPは、音的にも、笑わせたいのか単に下手なのかちょっとわからないんですよね。
なんでかな〜とよく聴いていると、どうやらヴォーカルのせいだと思えて来ました。
元々タイの男性って「いい声」の人ってあまりいないような気がします。
街中でタイ語を話しているのを聞いても、悪いけどちょっと間抜けに聞こえませんか?
さすがに歌手だとそれなりの美声だったり歌唱技術を持ってますけど、このバンドの場合ヴォーカルがかなり「平均的タイ人男性の素」に近いというか、なんか間抜けに聴こえちゃうんですよ。

なんか「いい」とも「悪い」とも形容し難い、不思議なバンドです。

posted by インサック at 00:27| バンコク ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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